Organic Fertilizer

趣くままに、これ日々、雑記

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怒!

  • 2012年08月29日(水)20時02分

 何なのだ、自公の問責決議案は。 自民はすったもんだの挙げ句に、自公含めた密室談合がけしからんという内容の問責決議案に乗ったわけだろう。そ れは一体どういう方向を向いての事なのだ。 総選挙先延ばしだけに縋る民主党はとんでもない悪行を続けているが、自民党もひどすぎる。 麻生政権時代の末期と比べてもまだえげつない。 消費増税は民主党の野田政権時代に決めた国策である、と後に吹聴して回るためだけに精力を傾けた、「ああ、所詮は腐れ自民のままなのか」 を印象付けるのみである。

 野田が増税してくれるってんなら、押してやるに越したことはない。 なに、社会福祉用の増税? 馬鹿言っちゃいかん、復興と景気回復目指して好き放題公共事業費に使えるようにしておけ・・・・てなもので、町村、古賀だの伊吹、二階だのといった、いかにも族で生きていそうな連中が舌をペロペロ。
 かつての総選挙で大敗を喫し、野党に下って辛酸を舐めても、真摯に国民の声を聞き国民の側を向いて姿勢を正そうという更生意欲などさらさらなかった。 増税だけ決めさせてその後に政権を戴けば万々歳、下衆なスケベ根性だけで動いていたと思われても仕方ない。
 実際、3党談合で消費増税を掲げながら、増税法案だけ通れば手のひら返して参院の問責決議案だとするのである。 しかも、我が身を問責する 「3党談合がけしからん」 の問責内容に乗ってまで、今回は問責決議案を通してしまうのだ。

 常識で考えて、まったく一貫性がない。 野田とどこまでデキているのかは知らないが、消費増税だけを闇雲に先行議決させた自民と公明は何をきれい事言ったところで、国民はこの連中に 「政策も信念もない政局踊り屋」 たるレッテルを貼ってしまった。

 悪徳民主党は潰さねばならん。 が、同時に自公もこのままのさばらせておくわけにはいかん。 国民は激しく怒っているのだ。

 

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  • 政治・社会

ハチ

  • 2012年08月27日(月)23時27分

 今年のお盆前、庭の生垣にしているウバメガシを毎年のように剪定してやろうと思い、そこらにある鉢植えの花をいくつかどけていたらアシナガバチに刺された。 気付けば鉢植え植物の葉っぱに隠れて巣が作られていた。 右腰の後ろに一発喰らったが、別段何ともない。 この野郎、ウチの庭に上等じゃあねぇか! ジェット殺虫剤で殲滅してやった。

 10日ほど経ったある朝、お袋さんが洗濯物を干しているとやはりアシナガバチに手を刺された。 2発喰らったらしい。 同じく別の鉢植え植物に巣を作っていた。 これまた撃滅、巣を取り外してみれば蜂の子が数匹。 これだけではフライパンで煎って喰うまでもない。
 お袋さんの手がけっこう腫れているのでそそくさと医者に連れて行った。 蜂刺されなのだと言うと、待合室にいた5人を素っ飛ばして先に手当てしてくれた。 この時季、蜂刺されだとかマムシにやられただとかは最優先らしい。

 これがスズメバチならちょいとヤバイ。 過去に刺された経験持つ者ならなおヤバイ。 まさかこんなところに巣があろうとは、えらく低い位置に巣をこしらえやがったものだ。 そのせいか、巨大な台風が沖縄を襲った。 今の高気圧が位置を変えれば、やがてウチの周辺にも嵐がやってくるのかもしれん。
 今のところは猛暑日続き。 だが、ハチのやつらの動向も無碍に棄てきれない。

 

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祭典

  • 2012年08月21日(火)20時49分

 猛暑の中、いつの間にやら始まって終わっていたロンドンオリンピック。 同パラリンピックはこれからだ。 最近のオリンピックには昔ほど観戦の興味が湧かなくなった。 確かに世界のトップアスリートは年々凄くなっているのだろうけれど、特にオリンピックというイベントは競技祭典たるウェイトが一層小さくなっているのではないかと思う。

 第一に毎回大袈裟になっている開会式の催しがかったるく感じる。 しかも延々と長い。 歌や踊りやなら、こちとら町内会の盆踊りだけで充分なわけで、この次の大会では延々朝までぶかぶかどんどんサンバカーニバルでもやられてしまうんじゃないのかと、早くも興醒めしている。 そんなこんなで、今大会は中継などろくすっぽ観なかった。 日本の選手団はみな日の丸背負って参加しているとはいえ、同胞が頑張って勝ってくれればそれは嬉しいものの、国家間のアピール合戦に終始する祭典では選手個々の栄誉も霞んでしまいそうではないか。

 スポーツニュースによれば、カネで買われた審判がいたり、ド素人並の判定しか出来ぬジャッジでは世界の祭典も威厳無く地に落ちたと言わざるを得ず、挙げ句の果てには 「竹島は韓国のモノだ」 とプラカードを上げる始末。 韓国政府のさしがねでもあるのだろうが、その愚かさ、恥さらしも極まれり。
 スポーツ祭典たる爽やかさが無い。 マスコミは毎日のように 「現在メダルは何個で・・・」 を繰り返す。 総計何個のメダルを獲ったと騒ぐものの、それが何なのだろうか。 メダル獲得数で安保理常任理事国入りでも出来るのか。

 我等の同胞が鍛え上げた身体能力を発揮して多くのメダルを得るのは喜ばしく誇れるところでもある。 だが少しばかり騒ぎすぎる気もするではないか。 人種による肉体特化の違いは否定できまい。 また国内選手層の厚さという点から見れば、中国、インドのような多人口国とは比較にならない。 この先、日本人の中からウサイン・ボルトのようなスプリンターが現れるとは到底思えない。 中国の女子水泳選手のように男子の記録を上回る驚異的な選手が出現するのは、多人口国の人材豊富な選手層あってこそではないのか。

 メダル数になんぞぐだぐだ言わず、健闘してきた同胞選手団にねぎらいと賞賛の拍手を送ればどうなのだ。

 

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ガリと赤毛

  • 2012年08月19日(日)23時21分

 この夏は 「客人」 が自分の目の前に頻繁にやってきた。 客人と言っても 「人」 ではない。 界隈に巣くうアライグマだ。

 真っ昼間、農園で摘採作業をしていると脚立の下から自分を見上げている視線に気付く。 子犬のようにこの自分を見上げているのだ。 なんちゅう大胆不敵な侵入者だ。
 なんだおめぇはよ・・・! 返事する筈も無し。 おめぇだな、この前ウチのトマト喰ってキュウリ囓りやがったなぁ! もちろん無言である。 で、なにかい、この前はごっつぁんとでもいいにきたのけぇ? とんでもねぇ野郎だ。

 おめぇに喰われちまったもなぁしょうがねぇんだけどよ、おめぇ、盗っ人の喰い方にも礼儀ってモンがあってもよ、いいんじゃねぇかい? 作業の手を止めて毒突いてやったが逃げる気配でない。 犬っころみたいにウロウロしながら立ち去ろうとしない。 ふてぶてしく見えて腹が立ってきた。

 おめぇよ、なんでぇ、あの喰い方ぁよ。 トマトの青いヤツぁひと囓りで放っちまってやがるし、キュウリもそうじゃねぇか。 熟れたヤツだけ盗んで喰やぁいいじゃねぇかい。 スイカならきれぇな穴開けくさって、中身だけさじで掬ったみてぇに喰いやがんのによ! おめぇらみてえな他所モン盗っ人にゃ、日の本の盗っ人美学ってモンがねぇんだ、チキショーめ! 自分でもよく訳の解らん事をまくし立ててやったら、ようやく山の中へのそのそと去って行った。 ろくな食い物もないのだろう、けっこう痩せて見えた。 痩せた野郎だ、おめぇは 「ガリ」 って名前にしてやる。

 喰うものも無いのか、そりゃま、そうだろうな。 そう思うと、痩せたシルエットと何かを懇願する子犬のような眼差しが少々気の毒にも思える。 近所の婆さんが言っていたのを想い出す。 そりゃおまえさん、アレと目を合わせたらなんだか可愛らしくて、棒っきれ振り上げて追い払う気にもならんよ・・・・。 あの婆さんじゃそうかもしれんなと苦笑する。

 ある日の夕方、ヒグラシの鳴き声を肴に庭先でビールを呷っていると、今度は庭先にやってきた。 別のヤツだ。 毛がかなり赤っぽいので 「赤毛」 という名前をくれてやることにした。 こいつも人様の顔を覗いてやがる。 どうにも、こいつの来訪は行動パターンで、日課らしい。 お隣の畑から我が家の庭先の畑へと巡回するようだ。 で、ついでに興に任せて庭を堂々と横切って行ったりする。

 暫く経って、農園に再び 「ガリ」 が姿を見せた。 こいつはいつも真っ昼間にやってくる。 こちらはひと休みして冷えたオレンジを喰っているところだった。 おめぇにゃやんねぇよ、クセになるからな。 そう言って、ヤツの目の前で美味そうに喰ってやった。 ざまあみやがれぃ。
 おめぇもな、不憫な身の上なんだろうけどよ、生きるってこたぁてぇへんなんだからよ、カラスの卵盗むとかよ、ヘビ取っ掴まえて喰うとかよ、雨上がりにゃ沢ガニもうじゃうじゃおるしな、ちったぁアタマ使って生きてけよ。 世の中ぁ甘かぁねえぜ。 人間様も、いつまでも盗まれ放題にしちゃあおかねぇんだぜ。

 こちらの言ってる事など解るわけもない。 きょとんと聞いていたが、やがて後ろ足で耳の後をバリバリ掻き始めた。 そして大あくびしやがる。 まるでネコじゃないか。 こちらが無類のネコ好きと知っての新戦術かい? こりゃあ確かに叩き殺す気にはならんな。

 

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A's 劇場版

  • 2012年08月17日(金)19時50分

 何度観てもヴォルケンリッターの姿勢や行動には無垢な美しさがあり、泣かされる。 被告席から解放されたばかりの薄幸少女がそれに絡まるため、第1期以上になにかと思い入れの多い 「A's」 である。

 ネコ耳双生児が省かれていたり、フェイトの 「友達だ」 にシチュエイション変更があったりするものの、全体にはTV版オリジナルに極めて忠実に思う。 一途なヴィータやナイツスピリッツのシグナムが印象付けた、いつまでも耳に残る彼等の粋なセリフはほぼそのまま用いられているし、ひょっとするとかなり端折られているかもしれないと案じていたフェイトの夢見シーンもTV版にまったく遜色ない。

 劇場で味わうサラウンドはさすがに家庭のTVの比ではなく、どれだけ金銭を費やした音響マニアであれ、音量の頭打ちを余儀なくされる住宅事情では、あのように肌で音を味わうことなど不可能だ。
 劇場用のクオリティと言ってしまえばそれまでながら、なのは、フェイトやシグナム、ヴィータ等のバトルシーンが素晴らしい。 とりわけ、将のシグナムが見せるアップの表情にはシビれる。 とにかく4名ともそれぞれカッコいい。

 自身で理解に苦しむのだが、やたらと泣けてくる。 二人が再開する場面にしても、なのはを待つフェイトが公園に立っている姿だけでジワリきてしまう。 イヴの夜、シグナムやヴィータの流す涙に堪えられないのは言うまでもなく、魔法陣上のなのはがフルドライブで構えただけでどうしようもなくなってしまう。 これには参った。
 各々のキャラがみなそれなりにせつないのだ。 TV版シリーズによって都築真紀は我が身に焼き印の如くそれを残してしまった。 故にこちらは他愛もないワンカットで熱いものが込み上げる。

 言い換えれば、都築真紀によってこの身が完璧に射抜かれ、串刺し状態なままである気がする。 やはり 「なのは」 は傑作だ、都築真紀の傑作だ・・・・そう呟くしかないのである。 TV録画した 「A's」 をまた観てみるか・・・・、そぞろそんな気分にもなる。

 

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与太郎

  • 2012年08月15日(水)22時31分

 実に多忙を極めたこの夏の農繁期。 間に自分の名付け親である叔父がぽっくり亡くなったりして、てんやわんやでもあった。 その叔父が昔、小僧だった自分に言い聞かせたのは 「阿呆に対してまともに相手するのは、己がその阿呆以下でしかないと知れ」 というものだった。 馬鹿にかまうな、ということだ。

 韓国大統領の挑発発言はまったくもって阿呆の極みで、国際舞台で堂々と主張できる筋のものではない。 足元の無い日本の首相と似たようなもので、反日扇動に縋るしか術のない哀れさが阿呆面を一層引き立てる。 だがこの阿呆の蒔いた種はすぐに枯れそうでもなく、自国内ガス抜きのためにはまず反日、という短絡的で実に迷惑な策を乱発しまくるあそこら周辺の能無し国家がみなロクなものでないのは周知の事実で、相変わらずの迷惑千万。

 馬鹿は放っておけ、としてもよいのだが、困ったことに我が国の政府も負けず劣らずの阿呆なので、国民の心配事は尽きない。 なにせ売国奴みたいな連中なのだからして、なし崩しに領土をホイホイ進呈してしまいそうではないか。 これは笑っちゃいられない。


 お盆でも新盆に相当する家にはその新仏の親戚なり縁者が供養に足を運ぶ。 地方や習慣、宗派によって違いはあるものの、初めて故人が戻って来るとされる初盆なのだから 「初お迎えの儀式」 としてさほどの大差はない。
 世の中には与太郎もどきの間抜けがいるらしく、何をどう間違えたのか、二軒先の新盆家だと思い込んで我が家に上がり込み、仏壇に手を合わせる見知らぬ男がいたのだから笑ってしまう。

 自分は裏庭の掃除をしていたので知らなかったのだが、台所にいた姉とお袋さんがふと気付くと仏間に見知らぬ男が上がり込んで仏壇に手を合わせていたらしい。 親戚縁者にあのような男はいないし、家族の友人でもなさそうだ。 あのぉ、どちら様で? と訊けば、どこそこの者ですと答える。 ああ、○○さんですか、ではそこの息子さんで? と問えばコクリと頷いたそうな。 その家は町内で知ってはいるが縁者でもなんでもなく、姉はおかしいと思ってその男にこう訊いてみた。 初盆の御供養で? 

 するとまた頷いたらしい。 そりゃあアンタ、家が違ってるよ、ウチじゃない、あそこの家だよ。 姉は失笑を禁じ得なかったそうだ。 男は一瞬ギョッと目を見開き、詫びのひと言もなくそそくさと出て行ったという。 アワくって出て行く際に仏前に供えた 「御仏前」 の金一封を忘れず引っ掴んで行ったというから笑ってしまう。 そいつだけは置いていけばよかったものをと、あとから我等は大笑いした。

 それにしても、年の頃30~40とおぼしき働き盛りの男がなんの挨拶も無しに幽霊の如く仏間に勝手に上がり込み、金一封をお供えして拝んでいるのだから仰天だ。 不法侵入、常識無いのも甚だしい。 さらには非礼無礼を詫びることもなくそそくさ逃げ帰るなんぞ言語道断である。 第一、新盆の家なのかそうでないのか見れば判るだろう。
 思うに、おそらく世間知らずな馬鹿息子、与太郎なので、黙ってこれをお供えして拝んでくればいい、なんてことだけ馬鹿親に言われて来たのだろう。 たぶんこの男、職場でも使いモノにはなっていないと想像できる。
 あれが社会人として一票の選挙権を持っているのだから、それはまぁ竹島や尖閣に平気で侵入される馬鹿政治屋しか生まれないのも無理はない。 世も末である。

 

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これは良い!

  • 2012年07月18日(水)02時01分

 どいつもこいつも、けしからん、腰痛さえなければとうの昔に筵旗一揆を起こして片っ端から地獄送りにしてやっているものを・・・などと怒りながら日々を過ごすも、その長年付き合っている腰痛さえ忘れてしまう農繁期の忙しさ。

 この地方、梅雨が明けたぞと気象庁に言われるまでもなく、昨日まで暗雲に塗り潰された天空だったのがいきなりのギンギラギン。 近藤真彦のように 「さりげなく」 なんて対応出来やしない。 身体がそれまでの梅雨モードなのだからたまったもんじゃない。 年寄りでなくとも熱中症でぶっ倒れる人が続出するのも無理はなかろう。

 こりゃあしばらく 「なのは A's」 の劇場鑑賞どころではない。 ウロウロしていれば作物が焼け爛れてしまいそうだ。 少し時間があったので溜まっていた録画アニメでも見てみることにした。


ファイル 264-1.jpg 「TARI TARI」 がいいではないか。 コーラス万歳。 華やげる娘達の歌声はいつの時代も至宝の響き。 アニメの絵柄からはかなり昔のPCゲームにあったような懐かしさが漂う。 キツイ教頭女史は、田中敦子だけに、タチコマをラボ送りにする少佐のような雰囲気をチラリと見せる。

ファイル 264-2.jpg お馬さんに乗って弓を引く娘さんを気に入ってしまった。 有名な絵画に見る巴御前は薙刀を振り回すかの如き描かれようだったが、沖田の紗羽ちゃんは勇壮な流鏑馬か。 弓道少女を昔から好きなものだから、かつて姪っ子に 「弓道部に入れ」 なんてことまで助言した 「よけいなお世話オジサマ」 は、かくなるキャラクターに滅法弱い。
 実家の寺の宗派はどうであれ、寺の境内から騎馬の美少女が弓矢をつがえて躍り出た、なんて妄想に至れば、それだけでこの娘にイチコロだ。 当該作品世界にいる少年共は何をしておるのか、速やかに沖田紗羽ファンクラブでも作るべし。

 EDの「心の旋律」 を聴いていると更なる懐かしさに包まれる。 シモンズやピンク・ピクルス、あみん、などといったハーモニクスを彷彿させる。 憎い奴だぜ、橋本昌和。 やってくれるじゃないか、P.A.WORKS 。
 弓を引き絞る紗羽ちゃんの凛々しい姿と潮風のハーモニーを脳裏で楽しみながら、オジサンは炎天下の農園にて奮闘し続けるとしよう。 九州地方の皆様には、豪雨被害のお見舞い申し上げる次第・・・。

ファイル 264-3.jpg

 

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A's を見に行こう

  • 2012年06月24日(日)20時04分

 一途な愛と忠誠心。 それ故に、主の意向に背かねばならぬ騎士達のせつなさが A's の魅力。

ファイル 263-1.jpg 外伝的書き下ろしストーリーではない、おそらく1st と同様にTV版の総集編的な作りなのだろうが、分かってはいても劇場に足を運びたくなるだけのクオリティをオリジナルTV版作品は持っていた。
 今回、やたらと上映劇場数を増やしている。 それだけ前作の反響があったということなのか。 それにしても、この作品の持つ集客パワーに驚かされる。 これだけ一挙に劇場を増やしても、ヘタ打ったなどという興行失敗にはおそらくなるまい。 少し先駆けて1st のリマスター版を上映する辺り、新規ファン獲得の “掴み” とファンサービスにも抜かりはない。

ファイル 263-2.jpg 周知の通り1st と2nd は、なのはとフェイトの関係、身の上に於いて連続性で繋がっている。 いきなり10年後に飛んだストライカーズのように独立性ある話ではない。 観客は既知のファンが殆どだろうとはいえ、初めてこの作品に触れる者にとって1st の物語は欠かせない。 どうぞ最初から御覧あれのスタンスはありがたかろうというよりも、お初の人はこの世界観を知っておくれでないかい、という提示に思える。

 さてさて、どうしたものか。 カネ回りはさっぱりだというのに滅法忙しい。 どこかで区切りを見付けて劇場に行きたいのだが・・・・。

ファイル 263-3.jpg

 

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無党派層

  • 2012年06月22日(金)04時36分

 辿り着いたらいつも雨降り・・・。 そんな歌があった。 「ああ、この気怠さは、なんだ!」 という叫ぶが如きメロディが耳に残る。 拓郎だったか ?

 折しも梅雨の夏至。 最も日が長いというのに、この空模様では昼間の長さの有難味など無い。 雨降りばかりなのでTVのニュースなんぞを繰り返し見るはめになる。 それがまた気怠い。
 
 政権与党内では執行部側と小沢側で、並み居るジャガイモ目掛けて脅しの掛け合いが熾烈になっているらしい。 力は数なり、数を得るには脅しとカネなり、だ。 執行部側は当落線上の際どいジャガイモに分配金を用意しているとかいう話もある。
 民主党に限らず自民党もその繰り返しだった。 裏を返せば、政策理念と自ら実行意志を持つ議員は殆どいないということだ。 チルドレンやガールズに代表されるように従順な頭数だけが求められての当選議員なのであって、当人達に何ら国会議員能力があるわけではない。 そんなイモ連中を当選させてしまう歴史を繰り返しているのだから、ここの辺り、我等は一人の有権者として自虐的な考察に陥らざるを得ない。

 では、まともな候補などいるのか、と見れば、どれもこれも消去法で消していけば無くなってしまう。 いつも通り自分は無党派層と称される部類になる。 だが、有権者としてはそれもひとつの権利だ。 こんな腐ったイモの中からひとつ選べとは甚だ無理難題。 せめてひとつひとつひっくり返して転がしてみて、裏も表もよぉく吟味させてもらおう。

 自民の伊吹が言う。 そんなものね、今、解散なんてすれば、ここにいる人達みんな帰って来れなくなりますよ、子供じゃないんだから、みんな分かってますよ・・・。 沈みかけ政権への擦り寄り、寝技の一環だとしても、野党の派閥親玉が中継国会で総理に向かってそう語る。
 野党になりきれぬ故の吐露なのか、四面楚歌な呆け総理の肩をここぞとばかり抱きに行ったのか、どうであれ、最も大事なのは我々国会議員の議員資格を死守することだ、あんたらは尚更にそうだろう、違うかね ? というものだ。

 相も変わらぬ国民無視の姿勢にはうんざりだが、互いに無党派層の取り込みが難しく、有権者のうち最大割合を占めるその票がどう動くのか読めない。 実に厄介だから、あんた、今ヤケクソ解散だけはしない方がお互いのためだぞ、と釘を刺しているかに見える。


 霞ヶ関の御用マスコミ共が口を揃えた 「何も決められない政治」 は、消費増税案を通す事によってひとつの目的を果たす。 ああ御用マスコミ共の望み通りに消費増税、おめでとう御座います、とでも皮肉っておこう。 社会保障、行政、その他諸々の改革はお蔵入りだ。 全ては霞ヶ関の操るがままに事は運ぶ。 まったくもって順調だ。 原子力ムラも安泰だし、ヌケ作揃いな外務省も突っ込まれずに済んでいる。 胸を撫で下ろしているだろうと思われるのが前国交大臣の前田で、どさくさに紛れて公職選挙法違反から逃げられそうな雰囲気だ。

 決められない政治、ねじれ国会が悪政の大元だと言わぬばかりな御用マスコミの論調はおかしい。 ねじれて前に進まないのは政権与党の責任が大だろう。 民自の大連立待望論を書き連ねる暇があるなら解散総選挙、再編でも謳ったらどうなのだ。 だから 「マスゴミ」 などと国民の敵扱いに非難されるのだ。 もっとも、大本営御用達の時代から何も学んでいそうでないから、タブーだらけの御禁制テーマ封じに従順であり続けるのではあろうが。

 我が身を正当化するつもりはないけれど、有権者の無党派層が多いのは悲観する状況ではない。 国民はまんざら馬鹿ではないということだ。
 決められない政治を生んでいるのは他ならぬ無党派層だ、などと訳の解らん事を言う愚か者もいる。 おそらく白い衣装でも着せられてアタマに電流通され、霞ヶ関か永田町でイニシェーションを受けたのだろう。 さしずめ流されるテープは 「増税するぞ、増税するぞ、増税するぞ、・・・・・・」

 この国難に密室談合で増税だけを先行手打ちし、霞ヶ関のお褒めを賜った自・公・民。 それを連日 「修正協議」 などと真っ当な国会運営であるかの如く書き立てたマスコミ。 政権与党の哀れな内紛騒ぎも含めて、これらを苦々しく見ている事しかできなかった国民有権者にとって、無党派であることは今の政治屋共を見る限りむしろ健康的な反応だろうと自負するに至る。

 無党派であるならばいっそ投票棄権、投票権を行使せずにいてもらいたいのが連中の腹の内。 「投票日に雨でも降ってくれれば助かる」 と本音を漏らしたのは自民の森元総理だった。 どうやら投票率の上がるのが困るらしい。 現在のように無党派層の占める割合が高ければ尚のこと投票権を放棄して欲しい。 従って、ネット投票の選挙などは以ての外だ。

 有権者はすべからく馬鹿でいてもらわねばならない。 我が党の信者以外はなるべく投票所に足を運んで欲しくない。 世論調査に協力はしても、実際の投票行動は面倒臭がってくれるに越したことはないのだ。
 それ故に、底意地の良くない自分は手軽に投票できるネット投票選挙に賛成である。 連中の嫌がる投票率アップが実現する世の中にせねばと考える。

 

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要らん

  • 2012年06月18日(月)23時48分

 要らんなぁ、要らん。 適度な雨は欲しいが、台風は要らん! 
 ふたつも続けて来やがって! ^^;)

 自公民の密室談合で増税だけさっさと決めちまいやがって、さすがは堂に入った悪役ぶり、極悪本領発揮の政治屋共はロクなもんじゃない。 絵に描いたような原発再稼働のなしくずしもそうだし、オウムのあの馬鹿野郎逮捕の騒ぎを簑代わりに羽織り、とんでもない愚行が確実にステップ踏まれていく。 お前達は国民を殺す気か。

 要らんなぁ、要らん。 我が家のお家事情駆け引きで密室談合しか出来ん自公民。
 非国民なこやつらも、要らん!

 

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