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カジノ

 本気でそのような案を説くのか。 そう考えているのか。 お前達はあやしげなハーブでも吸ってラリっているのではないのか。
 二言目には 「カジノだカジノ、地方再生にはそれが一番」 と説く。 競輪だの競艇だの公営ギャンブルが立ちゆかなくなり、それで、なに? カジノを含める総合リゾート? 

 そもそも、そのような運営、経営のノウハウが我が国にはないだろう。 役人にやらせればお役所仕事で間違いなく失敗。 それだけは明らか。 で、民間に委託するのか。 では民間のどのような企業が得意としているのか。 パチンコ屋か。 今までと同様にショバだけ貸してやるから大陸の半島にせっせと貢げという訳か。 ふざけるのも大概にして貰わねばならない。 西の大陸だけではない、東の大陸からも渡りに船だと外資が侵入してこよう。 第一、暴力団が指咥えて見ている筈がないではないか。 国会や地方議会に息の掛かった手駒を送り込み、役人共と利権争いは必至。 連中にそのテの市場を提供してやる必要がどこにあろうか。 それで地域のためにカネが落ちるとでも思うてか。 いわば、売国行為ではないか。

 我が国民はどうなのだ。 今の現状を見てみればよい。 ドヤ街に住み、僅かな日銭を一杯の焼酎とパチンコ、競輪に使ってしまい、己の健康保険にも入れない輩がうじゃうじゃいる。 アッパラパーなヤンキー夫婦はパチンコしたさに我が子を炎天下の車の中で蒸し殺し、どこかの大企業の馬鹿御曹司は会社の公金を海外賭博でスッてしまった。
 我が国民に賭博は退廃的な堕落への “麻薬" でしかあるまい。 働き盛りの青年が毒漬けハーブに狂ってしまう現状なのだ。 どこで何を見てきたのか、入れ知恵されてきたのか知らないが、そのイワシの腐ったようなマナコを見開いて我が国の有様をよく見てみよと言わねばならない。