Organic Fertilizer

趣くままに、これ日々、雑記

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梅雨の日

  • 2011年06月22日(水)01時30分

 降るのだか降らないのだか、この時期ははっきりしない天気が続く。 こんな日はT-岡田のスカッとする一発でも見たいと願うものの、交流戦の後で試合がない。
 完全に2強4弱となっているが、後藤も千尋も戻ってきたのだし、坂口、田口が調子良い。 ホークスも最期まであのペースで勝つわけでもないだろう・・・なさけないながらも秘かに上位チームの不調を願ってはいる。
 それにしても・・・・と、交流戦最期の試合を苦々しく回想してしまう。 岸田と鈴木は何をトチ狂ったのか。 どうぞサヨナラ本塁打をと言わんばかりの 「くれてやり球」 だったではないか。 岡田が怒るのももっともだ。 貯金1で節目を終えられたものを、相手・中日のバンザイではやりきれん。 リーグ戦再開は千葉でロッテ戦。 沈み気味の相手だけに、三つ取るつもりで向かって貰いたい。


ファイル 149-1.jpg ビール呷りながら YouTube の 「NHK番組コレクション」 でちょいと懐かしのアニメを見ていた。 左上の 「三つタマゴ」 が大きくて煩わしいが、おお、フルスクリーンに耐えられる。 無料で全話というのもまず好評ではないのだろうか。 「YAT安心!宇宙旅行」 や 「コレクター・ユイ」 もあるが、「カスミン」 と 「サヴァイヴ」 が嬉しい。 カスミンはやはりこの最初のシーズン作が良い。 バー・ストレンジャーのマスターにまた会いに行ってみるのも一興だ。

 「十二国記」 とか 「プラネテス」 辺りは予定ないのだろうか・・・・? CSなど他の有料で配信中なら少なからず営業妨害になってしまうのか。 まさかそこまでのイチャモンもないだろう。 ^^;)

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取り扱う能力

  • 2011年06月21日(火)01時00分

 石を器用に使って堅い木の実を割るチンパンジーがいるそうだから、類人猿が獣の骨や木の棒を狩りに使っていたとする人類学者、考古学者の説は間違ってはいないのだろう。 類人猿にとって程良い長さ、太さの棒っきれは、当時考えられる最先端の道具だったに違いない。

 何かを使うという行為を始めた瞬間から人類にとって “両刃の剣” との付き合いが始まった。 アーサー・C・クラーク、スタンリー・キューブリックが作った映画にあるように、こん棒の如き原始道具は彼等の狩猟効率を飛躍的に高めただろう。 しかし同時に、仲間内の諍い事、他部族との戦争には恰好の武器となった。 やがて骨を鋭利に尖らせ、石をナイフのように薄く割って使い、武器は殺傷力を高めていく。 一歩間違えば簡単に人殺しに至る確率が極めて大きくなってしまい、便利な道具である反面、取り扱いに注意を要するという、これは完全に 「両刃の剣」 である。
 火を使い始めるとますます便利になり、地上の人類支配は急加速を辿ったと思われる。 これまた実に便利なものながら、極めて危険なものでもある。 毛皮造りの小屋も乾いていれば容易に燃えてしまうのだ。 草木の住居に住んだ太古の人々などは特に気を配ったことだろう。 それ故、江戸時代などは 「火付け」、いわゆる放火の罪は現代よりはるかに重罪だった。

 産業革命以降の戦争はエネルギー資源、天然資源の争奪戦でもある。 ここに至って戦争そのものが科学技術発展の後押しとなり、文化生活関連よりも先に新兵器開発から科学の技術が進歩したのは皮肉であり、忌まわしい世界的な戦争がもしもなければ今ほどの技術文明は得られていないだろうとまで語られるのを聞くに、これも両刃の剣と共に歩む人類が背負う “業” のようであるかに思う。 周知の如く、航空機の技術も原子力開発による最終兵器も、多くの技術の研究開発が戦争によって加速したのは事実である。


 フクシマ以降、原発をどう扱うのか、今後どうするのだという議論が世界中にあるようだ。 ただそれは、原発を現在稼働させて比較的長く依存してきた国々での話であって、今から原発でタービンをぶん回すのだという途上国や深刻なエネルギー不足の国々ではまるで他人事に過ぎない。 あなた方は止めたければ止めればいい、我が国はそれでは国家維持できないのだ、放っておいていただこう、となるのは当然である。 なんだその勝手な言い草は、核弾頭兵器を懐に抱えた連中に言われたくはないわい、という思いもあるだろう。 その点はCO2削減問題と同様だ。

 我が国はどうあるべきだろうか。 現首相のエネルギー政策転換論は青臭い絵空事か。 少なくとも耳障りだけは良いが、言っている当人が当人だけに 「どうせいつもの大風呂敷」 「我が身延命策の中身無い思い付き発言」 としか国民は受け取ってはいまい。 本気でやる気ならば党内をそれで統一させ、大看板でも掲げるだろう。 身内からもボロカスに叩かれまくりの現状では、痴呆老人が夜中に徘徊して奇声を上げているのと変わらない。
 ただし、今回少し明らかになったように、国策として原子力を採用、推進してきた国にはまったく管理能力がない。 ひたすら国費をばらまいて 「安全だ安全だ、お前達の土地には国から銭が降りるぞ」 としてきた利権構造のあらましと、ずさん極まる役人根性の 「ワシや知らん」 管理では原子力など到底任せられないではないか。

 究極の 「両刃の剣」。 無責任な国や天下り組織でしかない電力屋にはこれを扱う能力も資格もありはしない。

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愉快な総会

  • 2011年06月17日(金)17時36分

 阪急阪神HD株主総会でタイガースの試合采配にまで及ぶ吊し上げ、糾弾劇である。 当該株式会社の傘下にあるプロ野球球団の、しかもその選手起用、采配にまで言及し、「なっとらん!」 と監督降ろしを突き付ける株主様達。 勿論、彼等も熱烈なトラキチなのだろうが、つくづく面白い特異なファン気質だ。
 なさけない状態に物申すのなら仙台のイーグルスもハマのベイスターズも同様である。 しかし、それら球団では株主総会で試合采配の不手際や監督能力へのダメ出しといった突き上げをここまで喰らうことはない。 あればスポーツ紙が面白可笑しく書き立てている筈だ。

 無能な経営、業績悪化に荒れまくる総会でないのは平和であるし、役員にも株主にもけっこうな事だ。 それだけ儲けている証拠でもあろう。 チームの弱さが業績低下に直結するのだからして、試合運びのマズさは放っておけん、という理屈をつけられぬ事もない。 が、阪神タイガースという球団に限っては、それはあてはまらない。 いくら弱くとも客だけは入るのだ。 経営陣にとってこんなありがたい客はない。

 儲かっているのは分かっているのだから、経営手法に難癖付ける気はさらさらない。 それよりは一人の熱狂的トラ信者として、我が身内のようなチームの不甲斐なさにひと言でも叱り付けねば、煮えくり返るはらわたの持って行き処がないのだ。
 ワシらがこんだけ応援したってるっちゅうのにやな、なんやあの真弓は、ベンチでヘラヘラ笑いおってからに! なんで金本やねん、よう投げんよう打たんのがなんで毎回先発じゃ! お前ら、ホンマに勝つ気でやっとんのか!・・・・・・・

 早い話が、真弓監督不信任案。 それを擁護するオーナーにも同じく不信任動議である。 ちょっと退いて見れば苦笑も出る株主総会だが、はからずもわき起こったという会場内拍手は何を物語る。 平田の首を切り真弓を残した球団への、これがファン株主の総意ではないのかとも思えるのである。 これでは球団社長も平謝りするしかなかっただろう。 考えてみれば愉快な総会である。

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おじさまへ

  • 2011年06月14日(火)21時03分

 久しぶりに姉君と会う機会があった。 今年も農繁期には頼むよと言っておいた。 元来そういった土臭く汗臭い作業も厭わぬ彼女であるため、ありがたい。
 おじさまに渡してくれと娘から託されたのだと、小さな包みをくれた。 おお! これは何を隠そうローソンのチロルチョコ缶ではないか。 やるな、姪っ子。 御丁寧なことに小さな保冷剤でくるんであった。

ファイル 146-1.jpg 演芸大会の “ゆいあず”。 あずにゃんの和装、筆ペンボールペン音頭である。 あなどれぬ姪っ子。 おじさまの喜ばせ方を熟知している。 彼女がくれるメールには必ず 「おじさま」 が用いられているし、たまったものではない。
 が、しかし、この次のプレゼントにはぜひとも “峠の茶屋” 関係でお願いしたい、と単純なおじさまはニヘラニヘラとろけてしまうのであった。 なんと扱い易い“おじさま”であろうか・・・・。

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川上とも子さん

  • 2011年06月10日(金)22時59分

 まだ若い、バリバリの働き盛りなのに、声優の川上とも子さんが亡くなった。 大変残念だ。

ファイル 145-1.jpg 少年のヒカルから小さな妖精のシュガー、大人のアテナさんまで幅広い役をこなせるプロフェッショナルな声優だっただけに、悲しみと共にアニメ界での存在を惜しむファンも多かろうと思う。 静かにご冥福をお祈りしよう。


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厄介な夏場

  • 2011年06月09日(木)12時36分

 沖縄は梅雨明け。 入りも早期ならば明けも馬鹿っ早い。 全国的にそうならば季節の前倒しなのか。 その割に農作物は昨年ほど早熟でなく、お茶なども遅かった。
 梅雨そのものが空梅雨の様相ではないか。 二つの台風接近による大雨があっただけで、降水量は少ない。 幸い生活水枯渇だとか農業用水不足という声は今のところ聞こえてこないものの、炎天の季節が早くに到来となれば水の心配もせねばならん。

 進まぬ被災地復興と懸念される衛生面。 さっぱり光明の見えぬ原発事故。 夏が早く来るわ電力不足だわ、放射性物質の恐怖と飛び交う流言飛語。 政治は無茶苦茶で不安が更に増す一方。
 かなり厄介な夏場を我等国民は迎えねばならないようだ。 なるたけそのお心お静かに、ブチ切れないようにと祈るばかり。

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ああ・・・平沢唯

  • 2011年06月07日(火)23時47分

 花嫁にしたいアニメキャラは平沢唯、次いで秋山澪、あずにゃんは3番目だったという記事を読み、甲斐甲斐しい世話女房的働きの平沢憂はどうしたのだと首傾げるのは、オヤジの証拠であるかもしれない。
 ボケ~っとした天然の脳天気さが可愛いのだか、親近感を覚えるのだか、若い衆にとっては後々の苦労確率より今の遊び相手にそのユニークさがたまらないのか。 既婚者であるとかちょいと同棲経験があったりする者には、ぐうたら女の始末の悪さは身に浸みている。

 亭主元気で留守がいいというのは女房達の本音で、休日に居間でゴロゴロされていればトドの日光浴じゃあるまいし、デカイ図体が邪魔になって仕方ない。 静かに寝てるならまだしも、やれお茶を入れてくれだの新聞はどこだのと煩わしい事この上ない。
 平沢唯という娘さんはこのぐうたら亭主を地でいくのだから、面白い彼女だと喜んでばかりいれば新婚生活始めた途端に奈落の底に突き落とされよう。 ああ、何故妹の方を選ばなかったのかと後悔してももう遅いのである。

 いやいや、この自分に惚れさせれば彼女は劇的に変わるのだ、と豪語する猛者もいるだろう。 その意気込み、大いに結構。 君の魅力で彼女を妹並みの世話女房に変えてくれたまえ、とエールを送ろう。 しかし、この自分はその後その猛者君と居酒屋に御一緒することだけは避けたいと思う。 鬱陶しい愚痴で旨酒の味が損なわれたのではたまらない。

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党を連想させない男

  • 2011年06月05日(日)05時06分

 その時代に “千両役者” と映る議員がいる。 予算委等で政府なり与党なりの疑惑を突く 「追求のエース」 とか称される議員である。 ロッキード事件などの疑惑追及に於いて顔を売った社会党の大出 俊、共産党の正森成二、社民連の楢崎弥之助ら。 そして今や自民党の西田昌司がそうである。

 のらりくらりとごまかしながら躱すのが追求される側の手法なのだから、強力カードの手持ちは無論のこと、追い込みと畳み掛けに腕がなければ逃げられてしまう。 有名な敏腕刑事 「オトしの八兵衛」 こと平塚八兵衛刑事のような力量が追求側に期待される。

 疑惑が取り沙汰されれば国民は当然怒る。 それを白日の下に晒せと声を上げる。 証人喚問だとなれば仕事放っぽりだしても国会中継に聞き耳立てる連中が増える。 弾劾裁判の如く容赦無き追求を望むのである。 そこで質問に立つ「 追い込み屋」 は誰なのだとなる。 大出や正森だと知るとそうかそうかと安心し、聞いたことのない議員であれば 「そんな奴じゃダメだ、大出呼んでこい」 と落胆の色を隠せない。

 程度は分からないが、今の西田昌司もそのような期待を受けているのではないだろうか。 自民党といえば今まで与党でしかなかったために、そのテの色合い議員も党内にいるのかとの新鮮味がある。 正直なところ、西田の風貌はどう見ても自民党を連想させない。 そのオーラはかつての大出や正森である。 これがもし政権交代で自民党が与党に返り咲きとなった場合、西田だけは野党に置いておけという冗談も飛び交いそうだ。

 面白いと思うのは、西田の経済論だと公務員給料を下げてはならんというのであるらしい。 いわゆる公務員人件費擁護派の先鋒であるようだ。 その点は旧態自民党色そのままで、ああなるほどこの男は自民党員だったなと、妙な風に納得する。
 ただ、世論の大半は公務員人件費削減で揺るぎなく、その中で国会追求の千両役者なのだから、スター・西田を見る国民の視線、幾分かの変化を余儀なくされるかもしれない。 それも人気者の宿命だろう。

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APPLESEED ⅩⅢ

  • 2011年06月05日(日)01時21分

 製作上、何が発端でそうなってしまったのか、ラディクスモバニメーションが発注者のミコット・エンド・バサラを訴え、その後ミコットがラディクスを逆に反訴。 銭を払わないだの契約不履行だのと、互いが提訴の泥仕合となった 「APPLESEED GENESIS」 はその後どうなってしまったのか?
 業界の内情は知らないが、契約自体がいい加減な遣り取りで済ませてしまっているのかもしれない。 親会社が下請けに部品発注するような細かい契約内容などないのではないか。 全て 「一式」 発注にて条件の突き合わせなどおそらくされてはいまい。 そういう業界であろう事はおおよそ見当が付く。

 それはともかく 「APPLESEED ⅩⅢ」 の第1話が無料だから覗いてみた。 「APPLESEED」、「EX MACHINA」 に比べるのは気の毒ながら、その二つが先入観を支配している以上、画面の見劣りは否めない。 しかし、こういう作品は嫌いでない。

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「メド」 の不確定性

  • 2011年06月02日(木)22時38分

 どういう状態をもって 「メドがたった」 と判断するか。 これは個々の主観依存だけに、まるで霧の中。 事実、彼等の舌の根が乾かぬうちに首相や鳩山、幹事長、官房長官といった連中による 「メド」 に相当の開きがあり、つまりは首相退陣の時期というものは 「無期」 だという事なのだろう。 いい加減さは今に始まったものでもない。 猿芝居は国民に読まれてもいる。
 ツラに小便掛けられたに等しいのが自民、公明、たちあがれ等で、ドロ船を沈めてやろうと放尿してみたが、煽り風に見舞われて自分達に掛かるばかりだった。

 溺れる被災者は、ドロ船だろうが何だろうが早く浮き輪を投げてくれと願っている。 国家のためには沈まぬ木の船にしたいところだが、藁にも縋りたい被災者を見れば船大工に発注している余裕もない。 こうなった以上はドロ船をなんとか固める凝固剤注入しかない。

 ああ・・・それにしても、難儀な国になってしまった。 いや、我等国民がそのようにしてしまったのだと猛省すべきなのか。

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