TOEI ANIMATION (無印)
TOEI ANIMATION (MH)
TOEI ANIMATION (SS)
TOEI ANIMATION (5)
朝日放送 PreCure
BANDAI CandyToy (無印)
BANDAI CandyToy (MH)
BANDAI CandyToy (MainPage)
講談社 デジなか
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PreCure TOP 〜お母さん達にぜひ観て欲しいこのアニメ〜
ここでは 『ふたりはプリキュア』 から、シリーズ初年度に放映された通称 『無印』 を回想してみたいと思います。
魔法少女達のようにバトンをひと振りしては悪者を退散させるという従来型の女児アニメではなく、走って跳んで蹴っては殴るという戦闘シーンを用いたことで、眉間に著しく皺を寄せるお母様方がいらっしゃったと聞きます。
確かに冒険ではあったでしょう。 女児向けキャラにその様な真似をさせてはたしていいものかどうか、シリーズ企画・構成等ではけっこうな議論があったのではないでしょうか。
しかしそれ故に主人公達はより親近感を伴って等身大に近いと見る事も出来ます。 実際、多くの時間を割いて展開される彼女達の日常はそこいらにありがちなエピソードで満たされており、フィクションに付き物の誇張や極端さは含むものの、決して他の惑星に住む異星人物語のようなSF味ではありません。
なぎさ と ほのか
二人で綴るプリキュアの物語
デュアル オーロラ ウェイヴ・・・!
玩具屋さんの販売展開の一環という側面も否定は出来ません。 これは売れないだろうなと思われるアイテムも作品中にあります。 ですが、無印をこよなく愛する当HP管理人の願いは、どうかお母さん達にも今一度御鑑賞戴きたいというものであります。
走る!
跳ぶ!
宙を舞う!
等身大が跳ね回る!
人を人として見られなくなっている殺伐とした子供達に是非とも推奨したいのは無論のことながら、格闘技の如き戦闘場面に嫌悪を抱く前に、彼女達が失敗し落ち込んでもどうやって人を理解しようと努めるのか、どうにもならない現実を如何に受け入れて自分なりに消化してゆくのかを、お母様方御自身の甘き少女時代を振り返りつつもう一度御覧になって欲しいと思います。
女児向けアニメでは大変珍しい肉弾戦バトルを盛り込み、日常の等身大中学少女達が初々しく恋心に胸ときめかせては、せつなく悩み、また感激に小躍りもします。
環境も性格も趣向も全て異なる互いの相手を、それでもおずおずと手を差し伸べて認め合う姿には、ともすれば見失いがちな “人のぬくもり” を改めて知らされる思いです。
彼女達は人を信じ、自分の力を信じ、未来を切り開こうと前向きに生きているのです。 その類い希なる躍動感と共に。
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