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確かに

 大気の汚れがひどいぞ、えげつないぞと報道されて、ホントけぇ? とタカを括っていたところ、駐車してある自分の車が真っ黄っ黄となり、これぁ確かにひでぇ花粉だわなと呆れる程。
 街の空はなんだか見通し悪く、こいつは黄砂か、煤煙も混じってやがンのかと、大陸の傍若無人な垂れ流しに腹を立ててもさしあたりどうすることも出来やしない。 九州への夥しいゴミの漂着といい、環境テロだと罵ったところで、向こうは鼻の穴ほじって知らん顔だ。 けしからん、まったくもってけしからん。

 石平の著 「中国人の正体」 を読めばますます腹が立ってくる。 自己中心の拝金営利があちらの 「道徳」 らしいから話にならん。 今年のプリキュア 「ドキドキ!」 の娘達に頼んでジコチュー退治をして貰おう。

 

自堕落

 一口に言えば 「お釈迦」 だ。 HDDがぶっ壊れたのもひとつの戒めと捉えるしかない。 写真データはまぁ仕方がないなと諦める事にして、どうにも面白くないのが10年近くに亘る畑の様々なデータが跡形も無くなってしまった現実だ。 これにはちょいとばかり落ち込んだ。 己の間抜けぶりに打ち拉がれた。 せめてプリントアウトしたものを寄せ集めて再入力しておこうと惨めなゴミあさりをしてはいるが、はたして元データの3割も残っているかどうか。

 こうなりゃあオイラのアタマが頼りじゃないか。 数値はなくとも幸いにして記憶と五感は健在だ。 ^^;)  元より、日記とか日誌とかいう毎日の些細な記録を残す行為が嫌いだから良くないのだ。 何かしら鉛筆書きでも残しておけば、後々のためになる。

 お袋さんなどの日常を見ていれば、溜め日記だろうが何だろうが何かしら書き残して蓄積していく。 他愛ない一行の時もある。 「○○をしていたら雨ひどくなる。天気予報、久しぶりに外れ。えらい目に遭った」 といった具合だ。 しかしこれは後の回想時に記憶の裏打ちになる。 例えば、ああ、あの時予想外の雨に降られた日は朝の間に大根を漬けたな、とか、宅配便が来たなとか想い出す。 記憶装置からの読み出し能力が弱まるお年寄りにとっては尚更のこと貴重な日記だ。

 自分はというと・・・・性懲りもなく外付けのHDDを増設した。 なんという自堕落か。 ^^;)

 

逃がしとけば

 ニュースを見ていたら 「空飛ぶ防犯カメラ」 とかいうのを紹介していた。 いずれは防犯カメラもこのように追跡可能なものになるだろうとは思っていたものの、日々進歩の早い事よ。 実際出来てみればまるでドローンだな。 近いうちにはマーカー発射やレーザービーム照射でも出来るようになるんじゃないだろうか。

 世の中は北朝鮮の核実験だとかグアム島でのアキバ並み事件だとか、まあおぞましい話ばかりだ。 北朝鮮がけしからんというのなら、なぜに朝鮮総連なる組織をのさばらしておくのか、さっぱり理解に苦しむ。 日本の偉いさん達はどうにもアタマん中に年中サクラが咲いているらしい。 おめでたいことだ。

 なんて事を考えつつ、しょうもない書類を作るべくカシャカシャ打ち込んでいたらいきなりHDDから異音が出始めた。 なんだおい、えれぇヤバそうじゃないか、と恐れるあまり終了したら、今度は起動しなくなった。 ^^;)
 思えば、こいつともなげぇ付き合いだしなぁ・・・・。 デジカメで撮り貯めた写真データだけでも逃がしておくべきだったわな、なんて後悔しても後の祭だ。 どうやっても物理ドライブとして認識してくれん。 一応取り外して最後の足掻きを試みてみようとは思うが、中国人民に恥を認識させるよりも期待は薄い。

 折しも今日はポカポカ陽気。ウロウロしていれば畑の芽が吹いてしまいそうだ。 おい頼むぞ、遅霜は困るが異常に春の早いのも勘弁してくれよ。

 

空腹か?

 一週間ほど前のこと、お山から下りてきたクマが罠の檻に掛かった。 さして珍しくもない出来事だったが、付けられていたタグから、そのクマは民家近くでとっ捕まったのが三度目だと判明したらしい。

ファイル 307-1.jpg 山へ帰れと戻してやっても、既に人間を恐れなくなっているその個体は当然の行動の如く人里へ下り戻ってしまう。 これは幾度山へ戻してやっても駄目だ、子供や年寄りが襲われたのでは手遅れになる、というので気の毒ながら麻酔を打たれて安楽死させられたそうだ。

 この時季、彼等はどっかの穴の中で仮死状態のまま寝てるんじゃないのか? いわゆる冬眠というやつだ。 こいつは寝ることもせず彷徨き回っていたのか。 食い溜めして寝るにしても、喰う物がろくになかったので、空きっ腹じゃ寝れやしねぇわいという訳か。 人間でも腹が減りすぎれば寝付けないから、冬眠が彼等の冬のイベントだとしても空腹には勝てない。

 更に突っ込んで、冬の平均気温がコンマ何度Cでも上昇し続けているとすれば、彼等の身体そのものが冬眠に至らなくなっているかもしれない。 もしもそうならば、由々しき現状ではないか。

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巨石古墳

 先日、早朝から剪定を終えて一段落し、我が家の庭先で安いドリップコーヒーを啜りながらヤマガラと遊んでいたのだが、空を見上げればいかにも良い天気だったので、ちょいと出掛けてきた。
 以前から一度ナマで見たいと思っていた石舞台古墳。 で、奈良の明日香村までパロパロパロっと行ってきた。 ^^;)

ファイル 301-1.jpg これのどこが石舞台なのだという古墳。 ロングビュウでは方形盛土の上に巨石を積んであるように見える。 これじゃこの方形盛土が舞台じゃないかと思ったら、たぶん上円下方古墳の上円が無くなっているのだと聞いて納得。 上のドーム状盛土が長年の風雨で流れ落ちてしまったのか。 それとも何者かが取り払ってしまったのか。 そもそも本当に上半分の盛土が半球状だったのか、今では推察の域を出ないそうだ。

ファイル 301-2.jpg では石の舞台はどこかというと、この大きな石の天端らしい。 そう言われれば少し平らになっている。 近付いてみると、この石に登るなと書いてある。 なるほど、この上が舞台なのかと知れば誰だってそこへ立ってみたくはなるだろう。 入場料を払って渡された拝観券の裏にも登るなと記されている。 また弁当なども喰うなとある。 ということは、この巨石の上に登って弁当広げて四方山の景色を眺めつつ旨そうに握り飯でも喰った奴が少なからずいたのだろう。 とんでもねぇ野郎だ。

ファイル 301-3.jpg 横の入口から入ると、壁面の石の大きさもさることながら、結構きれいに加工されているのに驚く。 もっとも、マチュ・ピチュ遺跡のような 「隙間に名刺も差し込めない」 驚異的加工技術ではない。 あそこは異星人の仕業だという人がいるくらいだが、この明日香村巨石古墳は明らかに人類の手によるものだ。 ^^;)


 天上の巨大伏石は大きい方が77 t とあるが、見た目100 t 近くありそうに見える。 使われている巨石の推定総重量は2,000 t を超えるそうだ。 おそらくこうやって運び、組み上げたのだろうという解説があった。 切り出してきた木材をこれこれこうやっててこにしたのだろうとある。 にしても、一度のてこ作業にかなりの強度を持った太い木材が何本必要か。 また、それらに用いる綱も並の強度ではもたない。 気の遠くなるような話ではある。 おそらく何人もの労働者が下敷きとなって死亡したことだろう。

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GS

 あちらこちらのガソリンスタンドが経営に苦しんでいるそうだ。 昔のように突っ立ってるだけで客が燃料買いに来る時代ではなくなった。 都会暮らしの若い人はクルマなんぞ持たなくなったし、省エネだエコだで、燃料ばらまいて走るようなクルマも殆ど見ない。 この自分のなんぞは一般公道でリッター20km以上の燃費なのだから、燃料屋泣かせには違いない。

 スタンド経営にとって芳しくない要素ばかりが目立つ。 クルマは動産であるにせよ、税金や車検費用が高すぎる。 つまりは贅沢品の部類なのだからして、こんなもの、若い人達に買えと押し付ける方がおかしい。 ましてやビール一杯引っ掛けて運転できる訳じゃなし、田舎暮らしの 「足」 でない限りさしたる必要もなく、むしろ 「銭喰い虫」 でしかない。

 スタンドで扱う燃料は危険物だ。 タンクなどの設備が老朽化すれば使用停止を喰らう。 窮々した中で無理な設備投資をするか店を畳むかの選択に迫られる。 昼夜無休のセルフスタンド利用者も増えた。 旧態依然だった今までの売り方からサービス面などの付加価値を全面的に見直さねば、客は安い方へ流れるに決まっている。

 よく立ち寄るスタンドでは洗車コーティングを売り物にし始めた。 ちょいと小綺麗なカフェを備えた店もある。 子持ちの若い奥様方や年寄り夫妻が行きそうな業種とのタイアップも考えられることだろう。

 ただ、田舎ではGSの付加価値などあまり望まれない。 灯油配達などの確実性が何より求められる。 実際、我が家の灯油も宅配ローリーで来て貰わねば、人間も作物もお手上げだ。 ところが、近くのスタンドのおっちゃんが昨年亡くなってしまった。 あれには弱った。 取扱い資格を持っている奥方が代わって配達してくれているものの、後継者不足が影を落とす。 災害や豪雪で配達が機能しなくなった地域も大変だろうと思う。 行政はそういった有事の対策をどこまで考えているだろうか。

 

アベカン

 年賀状の自爆販売というのが相も変わらずらしい。 ケチケチしないで一等1億円プラス前後賞なんて宝くじ並みの賞金にすればいいのだ。 そうすればもっと買ってくれるんじゃないのか、と思ってみたりする。

 なんだあのトヨタのクラウンは。 どピンク・クラウンを売り出してるのならメーカー生産でアニメ痛車でも売ったらどうだ。 なんてことを呟いてみたりする。


 寒い正月だった。 TVではしょうもない正月バラエティ番組だ。 それをまた何が悲しいのか我が家の連中が見ている。 実にくだらない。 付き合っちゃらんねぇやな、とばかり食卓に戻り、芋焼酎を湯割りしてラジカセでウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴いていた。
 いい機嫌になって指揮者宜しく空タクトを振っていると、妹が茶を取りに来てやってきてポソリと言う。 「結婚できない男」 のアベカンみたいなモンだねー。 なるほど、あのドラマでアベカンも近所迷惑な大音量でこんなことやっていたな、と想い出す。
 けど、飲んでるものが違うね、あっちは健康的な牛乳だった。 続けざまに彼女はグサリと刺してくる。 ちっ、どうせオイラにゃ焼酎がお似合いだわな。

 なにより決定的に違うのはね、あっちは脚が長いし男前だけどね・・・。

なんということだ、言ってはならんことを言いやがって。 ^^;)

 

 きんさんぎんさんの娘さん達がいずれもお達者で、先頃TVで選挙について喋らされていた。 オンナに選挙権持たせたのが間違いだというのには、さすがに生きてこられたその年代を感じさせもする。 オンナは馬鹿だから候補者の顔のいい奴に投票するという。
 こういう婆様方の話はどこまで真面目なのかよく解らないところがある。 にせよ、ある程度そうかもしれんと思ってしまうのも事実。 強欲盗っ人みたいな顔の候補者にはハナから駄目出しをし、小泉進次郎のような若い色男ならば人を押しのけても殺到しそうではないか。
 しかし、第一印象で毛嫌いする傾向は女性に限ったことではなく、輝ける才色兼備女性候補がにこやかに愛想振りまけば、それだけで獲得できる男性票も確かにあることだろう。

 しかしこのような発言、世の女性にすればけしからん話で、田嶋陽子が喚き散らすに充分な素材になる。 達者なお婆さんが言うのだから少し笑える話で済まされるものの、これがもし仮に前法務大臣・田中慶秋辺りから発せられたのであったとすればどうだろうか。 各メディアは一斉に叩きまくることだろう。

 ただ、顔というものは確かに変わるものだ。 鳥取男性連続不審死事件の上田美由紀や尼崎連続変死事件の角田美代子ら、真っ当な人生を歩んでいたのなら彼女等はあそまで醜悪極まる顔にはならなかっただろう。 尼崎事件の角田など、あの写真は子供がニュース番組見て泣き出しそうではないか。 こちらも喰っている晩飯がまずくなる。 勿論、極悪非道さをより印象付けんがための選りすぐり画像ではあるのだろうが、まったくあれでは安達ヶ原の鬼婆も尻尾巻いて逃げ出しそうだ。

 コンビニから出てくると、1台の軽乗用車が入り口の前に駐車しようとしていた。 おい、そこはクルマ停めるスペースじゃないだろ? 近くがどれも塞がっているためか、駐輪スペースに無理矢理ねじ込もうとしている。 見ればオバサンだ。 まぁ軽だから置けないことはないが、既に停めてある自転車が小突き倒されそうだ。
 何が面白くないのか、糞でも喰ったような顔付きのオバサンが降りた。 両手にはそれぞれ大きく膨らんだレジ袋を持っている。 一目で判別できる、あれは家庭内ゴミだ。 入り口横に並べてあるコンビニのゴミ箱にうんせうんせとねじ込み始めた。
 頻繁にこういう事があるのだろう、「家庭内ゴミ禁止」 の張り紙がされている。 なぁに、このオバサンは頓着ない。 当然の如く振る舞うその傍若無人なオバサンの顔を一瞥してみた。 やはり醜悪極まりない顔であった。
 
 

バード

 ♪~ There is a house in New Orleans. They call the Rising Sun ・・・~ ♪

・・・なんて、下手な歌を口ずさみながら、遠くの山から昇る朝日の 「#fd7d00」 辺りな色に浸って庭に立つ。 日本のド田舎でニューオリンズもないだろうと、しばし己に呆れもするが、人は時としてまったくその場に似つかわしくないメロディを思い浮かべたりするものだ。 そんなことはない、お前さんのアタマがおかしいだけだと言われれば 「ああそうかい」 とふて腐れるだけである。
           
 朝日に照り輝くドウダンツツジの周りが賑やかになる。 ヤマガラが十数羽一斉にやって来て、喰う物の物色を始めるのだ。 彼等は人間をさほど恐れない。 軒下の隅などに巣くう小さな虫を喰ってくれる。 開けっ放しにしておけば平気で家の中にも入ってくる。 薄茶色の羽毛が仏壇に舞い落ちていたりする。 幸いなことにすぐ出て行くから、フンを落とされたという忌まわしい記憶はない。

 が、しかし、オウムだかインコだかを室内に放し飼いにしてフンだらけにされたという人の話を聞いていたので、お前達は家の中には入るなよと、彼等の朝食時は庭でささやかな餌をくれてやる。
 ♪~ Yeah if I could you know that I would fly away with you ・・・~ ♪  と、アン・マレーのカントリーソングでも鼻歌にしたくなる、小さな彼等との手のひら上の挨拶である。



 珍しいことだ、キジがやって来た。 カップルで物置小屋の傍を歩いている。 旦那は惚れ惚れする容姿なのに、カミさんはいつ見ても冴えない色だ。 写真を撮らせてもらおうとケータイで追ったものの、見事な手ぶれ画像になってしまった。 やがてバサバサと下手くそな飛び方で東の藪に消えた。 歩くのはニワトリ並だが、相変わらず飛び方はスマートでないなぁ。

 

逆気流

 この前の台風18号が過ぎ去った翌日、珍しい大気の流れが鮮明に見えた。 高層のうろこ雲はえらい勢いで東向きに流れ、下層の綿雲は間逆の西に向いて流れる。
 こういうのはどこかで見た覚えがあるなと考えてみれば、探査機が送ってきた木星表面の雲の流れがこういう逆向きだった。 遠い木星はともかく、我が家の上空はどういう状況でこうなっているのか、珍しいから暫く眺めていた。

 クラーク・ケントのスーパーマンなら造作もなくあの気流の境目に飛んで上がれるだろう。 はたしてその境目にいたならどうなるのだろうかと仮定してみたりする。 頭は東へ押され足は西に押される。 つまりはそこでクルクル回されてしまうのだろう、などとぼんやり想像するのだ。 なんだえ、おい、それなら発電機のタービン回せるじゃないか? ・・・・^^;)