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自堕落

 一口に言えば 「お釈迦」 だ。 HDDがぶっ壊れたのもひとつの戒めと捉えるしかない。 写真データはまぁ仕方がないなと諦める事にして、どうにも面白くないのが10年近くに亘る畑の様々なデータが跡形も無くなってしまった現実だ。 これにはちょいとばかり落ち込んだ。 己の間抜けぶりに打ち拉がれた。 せめてプリントアウトしたものを寄せ集めて再入力しておこうと惨めなゴミあさりをしてはいるが、はたして元データの3割も残っているかどうか。

 こうなりゃあオイラのアタマが頼りじゃないか。 数値はなくとも幸いにして記憶と五感は健在だ。 ^^;)  元より、日記とか日誌とかいう毎日の些細な記録を残す行為が嫌いだから良くないのだ。 何かしら鉛筆書きでも残しておけば、後々のためになる。

 お袋さんなどの日常を見ていれば、溜め日記だろうが何だろうが何かしら書き残して蓄積していく。 他愛ない一行の時もある。 「○○をしていたら雨ひどくなる。天気予報、久しぶりに外れ。えらい目に遭った」 といった具合だ。 しかしこれは後の回想時に記憶の裏打ちになる。 例えば、ああ、あの時予想外の雨に降られた日は朝の間に大根を漬けたな、とか、宅配便が来たなとか想い出す。 記憶装置からの読み出し能力が弱まるお年寄りにとっては尚更のこと貴重な日記だ。

 自分はというと・・・・性懲りもなく外付けのHDDを増設した。 なんという自堕落か。 ^^;)