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A's 劇場版

 何度観てもヴォルケンリッターの姿勢や行動には無垢な美しさがあり、泣かされる。 被告席から解放されたばかりの薄幸少女がそれに絡まるため、第1期以上になにかと思い入れの多い 「A's」 である。

 ネコ耳双生児が省かれていたり、フェイトの 「友達だ」 にシチュエイション変更があったりするものの、全体にはTV版オリジナルに極めて忠実に思う。 一途なヴィータやナイツスピリッツのシグナムが印象付けた、いつまでも耳に残る彼等の粋なセリフはほぼそのまま用いられているし、ひょっとするとかなり端折られているかもしれないと案じていたフェイトの夢見シーンもTV版にまったく遜色ない。

 劇場で味わうサラウンドはさすがに家庭のTVの比ではなく、どれだけ金銭を費やした音響マニアであれ、音量の頭打ちを余儀なくされる住宅事情では、あのように肌で音を味わうことなど不可能だ。
 劇場用のクオリティと言ってしまえばそれまでながら、なのは、フェイトやシグナム、ヴィータ等のバトルシーンが素晴らしい。 とりわけ、将のシグナムが見せるアップの表情にはシビれる。 とにかく4名ともそれぞれカッコいい。

 自身で理解に苦しむのだが、やたらと泣けてくる。 二人が再開する場面にしても、なのはを待つフェイトが公園に立っている姿だけでジワリきてしまう。 イヴの夜、シグナムやヴィータの流す涙に堪えられないのは言うまでもなく、魔法陣上のなのはがフルドライブで構えただけでどうしようもなくなってしまう。 これには参った。
 各々のキャラがみなそれなりにせつないのだ。 TV版シリーズによって都築真紀は我が身に焼き印の如くそれを残してしまった。 故にこちらは他愛もないワンカットで熱いものが込み上げる。

 言い換えれば、都築真紀によってこの身が完璧に射抜かれ、串刺し状態なままである気がする。 やはり 「なのは」 は傑作だ、都築真紀の傑作だ・・・・そう呟くしかないのである。 TV録画した 「A's」 をまた観てみるか・・・・、そぞろそんな気分にもなる。

 

これは良い!

 どいつもこいつも、けしからん、腰痛さえなければとうの昔に筵旗一揆を起こして片っ端から地獄送りにしてやっているものを・・・などと怒りながら日々を過ごすも、その長年付き合っている腰痛さえ忘れてしまう農繁期の忙しさ。

 この地方、梅雨が明けたぞと気象庁に言われるまでもなく、昨日まで暗雲に塗り潰された天空だったのがいきなりのギンギラギン。 近藤真彦のように 「さりげなく」 なんて対応出来やしない。 身体がそれまでの梅雨モードなのだからたまったもんじゃない。 年寄りでなくとも熱中症でぶっ倒れる人が続出するのも無理はなかろう。

 こりゃあしばらく 「なのは A's」 の劇場鑑賞どころではない。 ウロウロしていれば作物が焼け爛れてしまいそうだ。 少し時間があったので溜まっていた録画アニメでも見てみることにした。


ファイル 264-1.jpg 「TARI TARI」 がいいではないか。 コーラス万歳。 華やげる娘達の歌声はいつの時代も至宝の響き。 アニメの絵柄からはかなり昔のPCゲームにあったような懐かしさが漂う。 キツイ教頭女史は、田中敦子だけに、タチコマをラボ送りにする少佐のような雰囲気をチラリと見せる。

ファイル 264-2.jpg お馬さんに乗って弓を引く娘さんを気に入ってしまった。 有名な絵画に見る巴御前は薙刀を振り回すかの如き描かれようだったが、沖田の紗羽ちゃんは勇壮な流鏑馬か。 弓道少女を昔から好きなものだから、かつて姪っ子に 「弓道部に入れ」 なんてことまで助言した 「よけいなお世話オジサマ」 は、かくなるキャラクターに滅法弱い。
 実家の寺の宗派はどうであれ、寺の境内から騎馬の美少女が弓矢をつがえて躍り出た、なんて妄想に至れば、それだけでこの娘にイチコロだ。 当該作品世界にいる少年共は何をしておるのか、速やかに沖田紗羽ファンクラブでも作るべし。

 EDの「心の旋律」 を聴いていると更なる懐かしさに包まれる。 シモンズやピンク・ピクルス、あみん、などといったハーモニクスを彷彿させる。 憎い奴だぜ、橋本昌和。 やってくれるじゃないか、P.A.WORKS 。
 弓を引き絞る紗羽ちゃんの凛々しい姿と潮風のハーモニーを脳裏で楽しみながら、オジサンは炎天下の農園にて奮闘し続けるとしよう。 九州地方の皆様には、豪雨被害のお見舞い申し上げる次第・・・。

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A's を見に行こう

 一途な愛と忠誠心。 それ故に、主の意向に背かねばならぬ騎士達のせつなさが A's の魅力。

ファイル 263-1.jpg 外伝的書き下ろしストーリーではない、おそらく1st と同様にTV版の総集編的な作りなのだろうが、分かってはいても劇場に足を運びたくなるだけのクオリティをオリジナルTV版作品は持っていた。
 今回、やたらと上映劇場数を増やしている。 それだけ前作の反響があったということなのか。 それにしても、この作品の持つ集客パワーに驚かされる。 これだけ一挙に劇場を増やしても、ヘタ打ったなどという興行失敗にはおそらくなるまい。 少し先駆けて1st のリマスター版を上映する辺り、新規ファン獲得の “掴み” とファンサービスにも抜かりはない。

ファイル 263-2.jpg 周知の通り1st と2nd は、なのはとフェイトの関係、身の上に於いて連続性で繋がっている。 いきなり10年後に飛んだストライカーズのように独立性ある話ではない。 観客は既知のファンが殆どだろうとはいえ、初めてこの作品に触れる者にとって1st の物語は欠かせない。 どうぞ最初から御覧あれのスタンスはありがたかろうというよりも、お初の人はこの世界観を知っておくれでないかい、という提示に思える。

 さてさて、どうしたものか。 カネ回りはさっぱりだというのに滅法忙しい。 どこかで区切りを見付けて劇場に行きたいのだが・・・・。

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ぽややん

 AT-Xだったか、GPMの 「新たなる行軍歌」 を最近また放送している。 このラブコメが面白い。 本元のゲームはどうだか知らないが、子供達が化け物との戦場に借り出される悲しい重みはあっても、このアニメはどう見ても抱腹絶倒のラブコメである。

ファイル 258-1.jpg おっとりした喋りを重視した石田彰のぽややんが実に良い。 どこと言って取り柄も見出せなく、野心も闘争心も無さそうな少年は、悪い事も出来そうでない一方で優れて役立ちそうにも思えない。 救いは、女子の不幸オンナ・田辺ほども運に見放されてはいない点か。
 キツキツ女・芝村との取り合わせはラブコメマンガにありそうな二人ながら、春霞の如くぽややんとした長閑さを貫く事によってその “天然” の前にキツキツ女が白旗揚げてしまうという、取り柄無き軟弱草食系男子の応援歌に似た呈を為している。

 とにかく、分かってはいてもキツイ芝村の赤面狼狽が可笑しい。 なにせ両名共に相手のあしらいが鈍臭いのだ。 確かにこういう二人が自分達の目の前にいたならば、概ね退屈はしない。
 日々、彼等がどう進展するのか、間抜けな誤解を繰り返して笑わせてくれるのか、少なからず興味を懐かせる。 つまりは周りの衆にとって恰好の見せ物でもある。 野次馬に害が及ばぬ限り、こういうカップルは人々に笑いをもたらしてくれる。 ありがたい存在だ。

ファイル 258-2.jpg このアニメでも例外でないように、周囲の者達の温かな思いやりがじれったい両名をなんとかしてやろうと試みる。 物語はそうであっても、我々の現実ではなかなか思うように事は運ばない。 元よりこういう色恋沙汰に油も水も注ぐのは考えものだ。 黙って見守っておればよいものを、下手にちょっかい出すものだから馬に蹴り飛ばされて大怪我するはめになる。
 こういう面白いカップルが身近にいるのなら一切手出しはせず、上質のコメディを無料視聴できる身に感謝して、ただひたすら鑑賞していればよい。 無論、頼ってこられたのでは突き放すわけにもいくまいが・・・・。

 それにしても水上清資、いい仕事ではないだろうか。

 

騎馬の如く

ファイル 255-1.jpg 舞弥さんを秘かにお慕い申しておったというのに、バーサーカーの急襲に最期を遂げてしまった。

 切嗣のパートナーというより、寡黙に目的のスナイプを淡々と遂行する従者の如し。 闇に暗躍する影のような、それでいて確固たる存在感。 好きなキャラだった。 それはカミさんのために取っておけと、切嗣の涙を制して息を引き取るのは見ていて少々辛かった。


 セイバーさんのバイク、音がいい。 巨漢・ライダーもバイクをお気に召したらしい。 あの音が気に入ったのではないだろうか。
 セイバーさんがあれを駆っていると、さながら騎馬で疾走しているかに見える。 描き手にそのような意図があるや否やはともかく、剣を片手にすると一層際立つ。 より金属的な輝きのモータード・キュイラッシェに化けても、それが愛馬に見えるからカッコいい。

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きったねぇ

 晩飯を喰いながらTVチャンネルを繰っていると、「謎の彼女X」 とかいうアニメをやっていた。 これがまた 「なんだこれは」 という映像で、飯が一挙に不味くなった。
 汚いのだ。 見ていて 「ぅえっ!」 と身を退く不衛生感覚。 好きな相手のヨダレをしゃぶるのが “売り” らしいが、きったねぇことこの上ない。 てめぇ馬鹿野郎ゥ! オレ様の飯時に、ンなもん流しぁがって! 気色悪くなったのでチャンネルを変えた。 ^^;)

 好きな相手たぁ熱い抱擁と口吻、そいつは昔っから性愛行為の常套じゃねぇか、同じ唾液を交じ合わせるにしても、性器の次に敏感だろう唇の交わり、舌の絡め合いに決まってンじゃねぇか、なんちゅう変質的な趣向でぃ、これがホントの 「HENTAI ANIME」 じゃねぇのか・・・・などとブツクサ言いながらも、相手のヨダレを好き好んでしゃぶる気色悪い映像がしばらく記憶から消えない。

 お前さん、そんな事言ったって、そもそも男女のまぐあいはヌメヌメヌチャヌチャなナメクジの絡み合いじゃないかい、あれに比べりゃヨダレをしゃぶるぐらいは可愛いもんじゃないか、なんて声が聞こえてきそうだ。
 相手のヨダレが汚いなんて、何言っているのかね、お前さん、前戯でオーラルセックスしたことないなんて、まさか宣うんじゃないだろうな、とまで突っ込まれればグゥの音も出やしない。 ^^;)

 ああ、しかし、いかに突っ込まれようとも、あのアニメには付いて行けん・・・・・ダメだ、見れん。 ^^;)

 

凜子の母さん

ファイル 251-1.jpg この母さんが良いのである。 やや寡黙で何かを知っている謎めいた部分と、娘のような若作り。 竹箒で境内を掃いていれば、ボロアパートの玄関口をいつも掃いていた音無響子の姿と重なって見える。
 この母さんも娘時代には友人と共に御石様のお世話になったのではないのか。 初代プリキュアに於ける雪城さなえ婆さんに似た存在感がある。

 べつに人妻が好きだというのではないけれど、一時期こういった奥様方と居酒屋で飲んだり休日の日帰り温泉に行ったりしてばかりの時代があった。 ただ、妙な噂や誤解があるとスキャンダルに発展しかねない。 頼むから旦那も連れてきておくれよと彼女等にお願いして、結局は大所帯でワイワイガヤガヤやる事になる。
 数組の御夫妻方と遊び仲間になっていれば、それなりに良い事もある。 仕事に関わる糸口の情報もくれたり、滅多に手に入らない名酒を戴けたりする。 彼等は彼等で、この自分を媒体として他の夫妻と交流する。 彼等に言わせれば、人畜無害で気兼ね要らずだからおあつらえ向きなのだそうだ。

ファイル 251-2.jpg 凜子の母さんや夏海の母さんを見ていると面白かったあの頃の奥様連中が思い出され、懐かしい。 いやいや、けして私は人妻と抜き差しならぬ仲になろうなどと考えた事もなく、あ、いや、抜き差しとはまたエライ表現で・・・・・。 ^^;)





 

花木屋の娘さん

 爆弾低気圧に類するのかしないのか、GWにて早くも竜巻被害である。 亡くなった人もいる。 北太平洋に居座った高気圧が西からの気圧移動をブロックしたために、過ぎゆくべき雨雲がいつまでも列島に被害をもたらした。 この夏も先が思いやられる。
 自分には連休も何も関係ないのだが、巷で言う大型連休に該当する9日間、我が周囲も大雨に叩かれることはなくても気持ち良い五月晴れという日が少なかった。 それでも我が家のウバメガシ周辺に群生したスズランが可憐な白花で彩っている。

ファイル 247-1.jpg 夏色キセキで描かれる湿度を排除した下田の真夏情景は大変爽快で、あのアニメを見ていると鬱陶しい曇り空の暗さから解放される気分になる。 夏物アニメの魅力は世界の明るさにあり、自分のような夏男君にはたまらない。
 日本アニメの特徴のひとつが凝りに凝ったその背景美術で、リアリズムを追求したその色遣いたるや、外国のアニオタが飛び付くのも無理なかろうとさえ思う。

ファイル 247-2.jpg 彼女の部屋を見れば、「フォーシーズン」 とやらのユニットのポスターが所狭しとベタ貼りしてある。 こういうコはえてして寂しがり屋だ。 緑の長い髪を潮風に揺らす、旅館・花木屋の娘さんを好きである。
 賑やかで少々騒々しく、軽はずみに素っ飛んでしまいそうな少女であるが、何をやっても許してしまいそうな、裏腹持たない屈託無さが実に可愛い。 大変お得な性格である。
 
 神社の娘・凛子との取り合わせも気に入ってしまうが、我が家の旅館お手伝いをして小遣いをせびるというのも微笑ましい。 このコが仲居さんの出で立ちで部屋にお茶と温泉饅頭でも運んでくれるのなら、花木屋に長期宿泊してもいい。 いつの間にか、毎週このコの姿を見るのを楽しみにしている自分を知る。 下田の夏を懐かしんでいるうち、どうやら花木屋の優香君にイカれてしまったらしい。

ファイル 247-3.jpg EDの 「明日への帰り道」 という曲がまたいい。 フォーク調の爽やかさが田舎娘達にピッタリである。 全体的な夏の明るさと小ずるさを知らぬ少女達が自分に与えてくれるものは、なんの厭いも障害もなく夢を見ていた頃の郷愁だけではない。 当時感じていた “匂い” を想い出させる。 風の香りであったり、漁港の匂い、草木のそれである。

 折しも、春の草刈り真っ最中。 刈り払った陽当たり良い土手などは、春草刈り後独特の香りがする。 春草の種類によるものなのか、春草そのものが柔らかいからなのか、真夏とは違う初夏の香りである。 これが不思議と真夏娘達のキセキ物語に符合してしまう。
 毎日、草刈り機を振り回して夕方に風呂場で鏡を見れば、顔がうっすらと緑色になっている。 草の樹液によるものだ。 緑の宇宙人じゃあるまいし、緑でいいのは花木優香の髪だけである。


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京都へ行こう

ファイル 246-1.jpg 「そうだ、京都へ行こうオニ!」 と、どこかで聞いたようなコピーで京都に飛んだアカオーニ。 「けいおん!!」 の新幹線の中には 「そうや、京都へ行きまひょう」 という車内ポスターがあった。
 「そうだ、京都へ行こう」 は、けっこう耳障りが良く、人々に覚えて貰えた数少ないキャッチコピーのひとつではある。 「京都かぁ、ウム、悪かぁねぇわな」 となって、列車に乗った人も少なくはなかろう。

 よしよし、京都へ修学旅行でなきゃプリキュアじゃないぞ、なんて腕組みしながらニヤついて、思えばファイブでキャラクターを異世界住人の如くにしてしまってからこういう馴染み深い催しは大層久しい気がする、それだけにプリキュア作品としての懐かしさがあるなと、妙な感慨に包まれる。

 ファイブは戦隊フォーマットの上に載ると同時に主人公少女達から現実的日常性を奪い取ってしまったように思う。 級友や先輩、家族、出会った人達等々は極度に削り取られ、S☆Sのような風光明媚な背景も無かった。 そこは欧州の街並みに突如日本の家屋が描かれる奇妙なSF世界でしかなく、視聴する子供達にはまるで馴染みのない世界故に、主人公達の汗や吐息や体温の伝わることが少なかったのではないかと振り返る。
 母と喧嘩し、父に叱られたり祖母に諭されたり、修学旅行で京都に行き、団子屋のお婆ちゃんを子供の視点から見る、といったような現実社会感覚がそこにはなかった。 視聴少女達が夢見る世界なのだと断じてしまえばそれまでながら、今の我が国のどこかを思わせる風景がまったく無い作品は、羽を持つ妖精や魔法使い、とんがり耳のエルフなどが主人公であるお伽話と大差ない。 現実的日常に身を置いて泣き笑いしている娘達であればこそ “人知れぬ伝説の戦士” という夢の存在が生きてくるだろう。

ファイル 246-2.jpg 自分には生徒時代のそういう経験はないが、修学旅行というヤツは駅構内などで床タイルの上に強制的に座らされている。 「けいおん!!」 も 「スマイル」 も然りである。 犬の子みたいにウロウロして統制管理出来ないからか、広い待合いエリアや改札近くなどで制服姿の生徒達がその場に座らされている光景をたまに目にする。
 体育ジャージならともかく、制服のままなあれはどうにも微笑ましく見られない。 ホームレスのオジサン達でさえ段ボール敷いているではないか。 もっとも、引率教員の説明もまともに聞かず勝手に彷徨かれたのではたまらない。 二言目には引率責任の話になってしまう。 話を聞かせ、説明を行き届かせるにはああやって座らせるのが一番なのだろう。

ファイル 246-3.jpg 7年前の秋、MaxHeart でベローネ御一行が京都へ修学旅行を催した。 関東圏の修学旅行は京都であるというのでもなかろうが、かつての都で、保護されている歴史的建造物も多いとあれば、おのずと無難な目的地たり得る。
 今回のスマイル・イン・キョートは、なぎほのとひかりが辿った名所巡りよりは少なく、さらりと流している。 深まりゆく秋と初夏の違いもある。 担任の先生に御迷惑を掛けるのだけは似たようなもので、修学旅行の定番エピソードである。

 プリキュア少女らが渡月橋を訪れるのはとても懐かしい。 初代白黒が大虎を蹴飛ばしてウラガノスを退散させた京都決戦のバトルフィールドだ。 ああ、初代白黒はカッコ良かったなぁと懐かしむ傍ら、スマイルの星空さんはなんて鈍臭いのだ、やっぱり月野うさぎ並じゃないかとオデコに手を当てる。 ^^;)

 願わくば、スマイルの修学旅行御一行様、安けりゃいいわの無謀ツアー会社や過労運転観光バスなどでありませぬよう・・・。

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これだ、これ!

 おお、素晴らしい! TOPページとキャラ紹介にいよいよヴォルケンリッターが御登場。 なんてカッコいいのだ、と惚れ惚れ。

 キャッチコピーも悪くない、まったくもって主 (あるじ)・はやての騎士達だ。 シグナムもヴィータもいい顔してるじゃないか。

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 こういう画像をこれ見よがしに突き付けられたのでは、封切りになると何を差し置いても観に行きたい衝動に駆られる。 しかし、シーズンが悪すぎる。 なにもクソ忙しい真夏にせんでもええじゃないか、なんて恨み節が口に出る。 ^^;)  まぁ雨でも降れば、骨休めだと己を誤魔化して観に行くとしよう。