無人惑星サヴァイヴ　～たくましくなければ生きられない～　想い出の場面

　ルナ達が住む衛星から見た母星。土星のような輪がある惑星です。似たような衛星を幾つも持っているようですね。
　手前を走るのはコロニーから宇宙港を結ぶリニアです。

　学校でのエア・バスケット。

　シューズに僅かな反重力装置が付いていて、天井まで跳べます。

　喧嘩の最中に火災が発生し、巻き込まれたシャアラを助けに鋼製足場をよじ登るルナです。
　持っているのはバールです。この時代でもバールは現在と変わらない道具のようですね。

　宇宙港の様子。

　ここからワープ航法などを使って宇宙に旅立つことが出来ます。

　ルナ達御一行が乗船した宇宙船。

　ジュピターⅡというらしいです。

　きゃっ、きゃっとはしゃぐ女生徒。こうしてみればルナちゃんもごく普通の子です。

　学校や街中で見掛ける子供達の情景です。

　磁気嵐の中に突入してしまった避難シャトル。

　為す術がありません。そこらのものに掴まって祈るだけです。

　魚を手掴み出来なかったルナちゃん。あっけらかんとしています。

　置かれた状況を呪っても仕方ない。なんとかなるさ、の精神でしょうか。

藪の中に何かいるぞ！　　思わず身構えるメノリとルナ。ハワードは怯えるだけです。

　生き物だ！　肉だ、食料だ！

　追え！　追うのだ！

　しかしトビハネは速いのです。追い付けるものではありません。

　これでも喰らえ！

　岩の欠片をオオトカゲの口に喰らわしました。

　ひえぇー！　恐ろしいぃー！

　やばいぞ、早く逃げなければ！

　転がっているのはオオトカゲの餌食となった動物の骨です。どうやらここはこの凶暴な奴のねぐらです。トビハネを追っ掛けて、とんでもない所に踏み込んでしまいました。

　ルナちゃんは何をしているのかと言いますと、北の山の頂上から島の全体像を見取り図にしているのです。

　あの山の天辺まで行ってみようと登ってきたのは正解で、ここから見えるもの、判別出来るものをなるべく詳細にメモして帰ります。これで全域が概ね把握出来ましたので、各所の現地踏査もし易くなりました。

　諸君！　私がこの島の摂政関白太政大臣である、などと言っているのではありません。

　ルナはリーダーに任命されましたが、剛腕で引っ張るということはしません。あくまで合議制を重んじます。

　うんせ、うんせ・・・！

　カオルの作ったノコギリは重宝です。こんな木も切り倒せます。でもその後がまた大変。森から引き出すのに一苦労です。

　引き出してきた伐倒木を加工します。シンゴの設計を元にマーキングされた通りに切り込みを入れるベル。彼の石斧も何かと活躍してくれます。ルナが括り付けているのは蔓で作った縄ですね。

　パグゥがベロリと舐めてくれました。

　親愛の証しです。

　これは何をしているのか分かりますか？
　竹の節抜きです。

　シャワー室の縦パイプを加工しているのですね。

　こんな構造になっています。

　ルナの紐を引くと途中の首が絞まって水が止まる仕組みです。かなり問題はありますが、そこが止水栓になる訳ですね。これだけ高低差を持たせればノズルに掛かる水圧も充分でしょう。

　これは毎日のように使う設備ですから、しょっちゅうメンテナンスに苦労したと思われます。おそらく使いながら日々改良を加えていったことでしょう。

　我が儘なトラブルメーカー・ハワードには度々困らされます。ボンクラお坊ちゃまはこうしてルナやメノリに叱られることになります。

　なんだかとんでもないことをしています。

　侵入してきたオオトカゲは干していた干物を喰ってしまいました。カオルは傷付けられますし、とうとうルナちゃんはお怒りになります。

　戦うしかない！

　これはオオトカゲを木に吊り上げてしまおうという、トカゲ釣り大作戦です。

　ほうれ、来い来い、もっと来い・・・

そうだ、そうだ・・・ホレホレ・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　よし！　掛かったぁ！

　　芋畑を耕すルナとメノリ。　でも彼等はちゃんと畝をこさえてますよね。脱帽。

　原因不明の発熱で寝込んでしまいました。

　張り切り過ぎかって？　いえいえ、単純にそれだけではなかったらしいのですね。

　ルナちゃん快復を願ってみんなが用意してくれた食べ物。

　左の緑色のは薬草を煎じたものでしょうか。単なる青汁か。

　この下が東の森です。
　大規模地殻変動による断層の部分でしょうか。この島の特別な場所です。

　巨大な熊にハワードが喰われそうです。咄嗟に手にしたのは石で作ったクラッカー。これをブンブン回して武器にします。

　あっ！　　子供が寝てる！

　　　カブトムシみたいな男の子だ！

　起きてきたぞ！　

　　　　ルナの方へ・・・・よちよちと・・・・・

　這えば立て、立てば歩けの親心。

　鳥の雛と同じで、最初に目に入ったのがお母さんなのでしょうか・・・？

　やっぱり、なついちゃいました。

　　　　　　　　　　　ルナママです。