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ああ・・・堂林

 広島カープのサードに堂林がいないのは寂しい。 今季の成績は冴えないとしても、死球骨折では泣くに泣けぬ。 横浜と同じく広島は首位・読売に喰われっぱなしの今シーズンなのだから、現状3位とはいえ、ひとつ上に手が掛かる位置ではない。 シーズン終了まで3位争い目的で戦う他ない。
 リーグトップの盗塁数を持つものの、マエケン、野村、大竹、バリントン等あと何枚かの駒不足な先発投手陣も、打率20位以内に丸や菊池しかいない野手の攻撃陣も、そのまま優勝を狙える戦力とは言い難い。 今季は仕方ないので、今の順位を死守しながら上の読売と阪神をどれだけいじめられるかだ。

 特に読売には負け過ぎである。 本塁打数がそれほど多くないからというのは原因ではなかろう。 阪神などは読売の半分しか本塁打数がないというのに、直接対決ではイーブンな戦いをしている。 俊足を活かすにしても出塁率が悪ければそれも封じられて役に立たない事を考えれば、チーム打率の向上が望まれる。 廣瀬や梵あたりがもう少し打ってくれれば面白くなりそうなのだが・・・・。



 それにしても、堂林・・・・、お前さんがいないと華が足りなくて、プロ野球がつまらん・・・・ ^^;)  
楽天・田中投手の投げっぷりでも見て気を取り直すか。 懐かしの稲尾、杉浦みたいな働きだ。 どこまで伸ばすかな?
 ヤクルトの宮本も引退なのか。 いいチームリーダーな選手だった。 あの役目を継ぐのはどの選手なのだろうか。

 

御乱心で御座ろう

 それはないだろう、野村監督。 開幕カード2敗1分で本拠地開幕ゲーム。 どうしても勝ちたい1戦であるのは解る。 しかし満塁の好機になんで堂林に代打なのだ。 それはまぁ前田は素晴らしいベテラン打者だ。 セントラルではもっとも信頼できる “その時の役者” だ。 しかし打順は堂林だぞ、堂林なんだぞ。
 御乱心で御座ろう。 そうであろう野村殿、御乱心召されたので御座ろうな。 ^^:)  あの満塁のチャンスで堂林を見たかったなぁ。

 プロ野球開幕で、ルーキーが幾人か話題になっている。 もう何年になるだろうか、並み居るベテランを喰ってしまいそうな不貞不貞しさある新人が見られなくなった。 代わりに、どの新人ものびのびとした溶け込み方で、臆する部分も無く溌剌としている。年寄りに遠慮していて仕事になるか、とでもいう意気込みは必要で、何の仕事でも 「てめぇ馬鹿野郎ゥ、10年早ぇやな」 などと言われるくらいで丁度良い。
 プロ野球界自体が変わってきたのだろう。 あいつは見込みがあるが潰れてしまえばそこまでだな、というのが昔の風潮ではなかったか。 今では日ハム・栗山監督に代表されるように、お前の夢の手助けをしようじゃないか、の雰囲気に近い。

 ルーキーの働きは楽しみだ。 しかし、私は誰よりも広島の堂林の活躍を期待したい。 なぜかって、それは “絵” になるからに決まってるじゃないか。 ^^:)

 

引退

 田口に次いで金本も引退表明した。 秋風は寂しいとよく言われるが、大気から湿気が少なくなる頃にはこういったニュースが身に浸みる。
 スワローズの古田が辞めた際にも同様、風が通り抜けていく気分だった。 読売の小笠原や広島の前田、ハムの稲葉やヤクルトの宮本らには、なるべく長くファンの前に現役でいて欲しいと願う。

 金本は 「鉄人」 と書き立てられる中で、鉄人であり続けねばならぬ境遇へと自らを追い込み続けたように見える。 それがモチベーションの維持というならば、前人未踏の連続フルイニング出場はあまりに過酷ではなかったか。 周囲がその記録を擁護する向きは否定出来なかったにせよ、周囲にそれをさせるまでの働きがし続けられたのは事実だろう。
 いかに中長距離砲不在の弱小球団に移籍したとはいえ、「オレ様を外して試合になるんか?!」 と突き付けるパフォーマンスを続けられた肉体は、やはり希に見るそれに違いない。

 

SUMO

 ヨーロッパ相撲選手権を取材した番組を2時間枠でやっていた。 相撲協会とNHKなればこその企画で、これがなかなか面白かった。
 レスリングだサンボだ柔道だといった異種格闘技からかなり影響を受けているらしく、およそ日本の大相撲では見られない技が繰り広げられる。 簡易造りな土俵にそれでもまがりなりの吊り屋根をあつらえ、土俵入りの真似事までやっているのを見れば、”SUMO” ではあっても日本の大相撲に限りなく近付けたい憧れを持つのであろう状況が見て取れる。

 審判員の目に左右され、よくわからないポイントを取り合うシステムに比べて、数秒間で判り易い決着の付けられるSUMOがいいのだという。 確かにレスリングも柔道もポイントを溜めた方が有利で、買収された素人審判による不可解な判定がしょっちゅう問題に上げられる。 勝負に際した決め事が単純明快でないからだ。

 心・技・体の、とりわけ礼に始まり礼に終わる伝統の精神性を彼等がどこまで理解できるのか分からないが、八百長相撲の表沙汰騒動に本場所中止とまで追い込まれた恥っ晒しな事実を、遠い異国の彼等はどのような目で見たのだろうか。 その点に一切触れないインタビューなり取材は、さすがに相撲協会とNHKだといったところか。

 それにしても、150kgを超える巨体ならともかく、それ以下の出場者はみな見慣れた相撲体型ではない。 手が長いのでリーチはあるものの、足も長いため異様な腰高で重心が高い。
 ウクライナのエレマコフという選手はその風貌が若い頃のチャールズ・ブロンソンに似て、実に渋かった。 また、ハンガリーのコーチがやたらと熱く、拍手したくなるような脇役だった。

 かつて初代若乃花の双子山親方が理事長を退いてから、相撲のルーツを探る企画という名目でNHKのテレビカメラと共にモンゴルや韓国の相撲を取材していた。 立ち合いの激しい当たりは日本相撲独特のものらしい。
 それ故に、このヨーロッパ相撲選手権でも立ち合いと同時に互いが激突しようという構えではない。 第一、腰が高いので、下から斜め上に当たって突き上げる姿勢が取れていない。 それでも軽量級の取組はレスリングのような素早さと投げ技で、そのうちブレーンバスターかジャーマン・スープレックスでもやってしまうんじゃないのかと、奇異な可笑しさと共に軽業のような身体能力に驚かされる。

 ヨーロッパでの相撲はその裾野がまだ増えるだろうという話だが、妙なポイント制導入などというねじくれた方向に向かわない事を祈りたい。

 

球場観戦

 そこで言葉を濁してはいけない。 コミッショナー発言は筋違いで納得できない、と選手会長がきっぱり言い切ったのは正解だ。 ごにょごにょと訳の解らん気遣い発言でもしようものなら選手会の一連の行動が根底から疑われる。 本業ではさっぱりな選手会長だが、コミッショナーの今の在り方を公然と批判する辺り、よく言った、もっと言ってやれと僅かでも胸の痞えが下りる。

 一方、ファウルボールが当たったり、折れたバットの欠片が飛んできたりと、損害賠償訴訟が起きている。 新聞紙面にある球団側の姿勢とされる 「防御姿勢を取らなかった女性に責任がある」 という部分だけ見れば、「なんと冷たく突き放すことか」 の感情を懐く者も多かろう。 しかし、興行の主催者側とすれば 「客席に硬球が飛び込む球技である」 ことを承知の上で御来場いただいている筈だと考える。
 これら事故で不運にも怪我をされた方々は気の毒であるし、主催者側も誠意を持って対応しなければならぬと思うが、これを機に、球場へ足を運ぶ者はみな何を観戦に来ているのかを改めて認識しておく必要がある

 コンクリート団子みたいな硬球が飛んでくる球技なのだ。 かといって 「野球」 というくらいだから、ニワトリ小屋の中で金網デスマッチよろしく試合させるものではない。 強制収容所じゃあるまいし、そんなおぞましい球場なら誰も見に行きはしない。
 なにもライフル狙撃されるのではないのだ。 また、捕手や主審がファウルチップを顔面に喰らうような至近距離でもない。 最低でも頭を伏せるくらいの時間はある筈だ。 少なくともイン・プレーの間は飛んでくる可能性がある以上、極力目を離すべきでない。

 球場に行くのなら、そういう球技であることを踏まえた上で観戦すべきではないか。

 

WBC

 来年春のWBC参加は結局のところ、どうするのか? 噂話だけ聞けば、選手会の言い分はごもっともなように思う。 メジャーの高給取りスター選手がろくに出場しない半端な大会で、興行収益の殆どがWBCに持って行かれる妙ちくりんな催しだろう。
 日の丸背負って戦う日本選手を見たいだの、国際試合は応援にも熱が入るだの新聞は書き立てるが、日本の読売を筆頭にワァワァ騒いでいるほど実際は権威ある大会でないのは確かなところで、ショバ貸してやるから銭持ってこいの胴元ヤクザにへいこら従うカモでしかないのではないか。

 アニメの 「メジャー」 にあるような純粋のワールドカップ形態ならば意義もあろうし、勝てば値打ちもあるだろう。 骨折り損のくたびれ儲けならまだしも、我が国のカネがむざむざあちらに進呈される仕組みでは、2大会連続で勝った勝ったと阿呆踊りに興じているのが間抜けに見える。

 このような重要進言が何故選手会から出されねばならないのか。 我が国の大元、NPBが先に文句を付けるべき事項だろう。 ワシらはあちらに逆らえんので、お前達から声を上げてくれ、とでも選手会に泣き付いたのか。 そうならば哀れな話だ。 ゴリ押しTPPでISD条項にハメられて泣きを見る将来が想像出来ようというものだ。

 当方はいかがわしい催しには参加出来ない、国際的な世界大会ならばきちんとしたワールドカップを提案する、と主張すべきだ。 ぐたぐだ言うならば 「それじゃ、不参加だ」 と蹴飛ばせばよい。 WBCは家電で儲けている韓国に貢いでもらえばそれでいいではないか。 それでもナベツネ爺さんが旗を振るのなら、読売ジャイアンツで出場するというのはどうか。 ^^;)

 

祭典

 猛暑の中、いつの間にやら始まって終わっていたロンドンオリンピック。 同パラリンピックはこれからだ。 最近のオリンピックには昔ほど観戦の興味が湧かなくなった。 確かに世界のトップアスリートは年々凄くなっているのだろうけれど、特にオリンピックというイベントは競技祭典たるウェイトが一層小さくなっているのではないかと思う。

 第一に毎回大袈裟になっている開会式の催しがかったるく感じる。 しかも延々と長い。 歌や踊りやなら、こちとら町内会の盆踊りだけで充分なわけで、この次の大会では延々朝までぶかぶかどんどんサンバカーニバルでもやられてしまうんじゃないのかと、早くも興醒めしている。 そんなこんなで、今大会は中継などろくすっぽ観なかった。 日本の選手団はみな日の丸背負って参加しているとはいえ、同胞が頑張って勝ってくれればそれは嬉しいものの、国家間のアピール合戦に終始する祭典では選手個々の栄誉も霞んでしまいそうではないか。

 スポーツニュースによれば、カネで買われた審判がいたり、ド素人並の判定しか出来ぬジャッジでは世界の祭典も威厳無く地に落ちたと言わざるを得ず、挙げ句の果てには 「竹島は韓国のモノだ」 とプラカードを上げる始末。 韓国政府のさしがねでもあるのだろうが、その愚かさ、恥さらしも極まれり。
 スポーツ祭典たる爽やかさが無い。 マスコミは毎日のように 「現在メダルは何個で・・・」 を繰り返す。 総計何個のメダルを獲ったと騒ぐものの、それが何なのだろうか。 メダル獲得数で安保理常任理事国入りでも出来るのか。

 我等の同胞が鍛え上げた身体能力を発揮して多くのメダルを得るのは喜ばしく誇れるところでもある。 だが少しばかり騒ぎすぎる気もするではないか。 人種による肉体特化の違いは否定できまい。 また国内選手層の厚さという点から見れば、中国、インドのような多人口国とは比較にならない。 この先、日本人の中からウサイン・ボルトのようなスプリンターが現れるとは到底思えない。 中国の女子水泳選手のように男子の記録を上回る驚異的な選手が出現するのは、多人口国の人材豊富な選手層あってこそではないのか。

 メダル数になんぞぐだぐだ言わず、健闘してきた同胞選手団にねぎらいと賞賛の拍手を送ればどうなのだ。

 

貧打凡打

 室内灯の豆電球が切れてしまったのでローソンに行き、ついでに夏色キセキのクリアファイルをゲットしてきた。 ^^;)


 貧打凡打のタイガース戦を観ていても、滅多に勝てず、気色のいい勝ち方をした験しもない。 勝った試合の大抵は相手がエラーでお膳立てしてくれるのを辛うじて拾っている有様だ。 ダメな奴は片っ端からファームへ落とせばよいものを、それもしない割り切りの無さは、まるで霞ヶ関の官僚社会かふんぞり返りの電力屋か。 客を馬鹿にしておるのかとファンが怒ってメガホン投げ込むのも無理はない。

 お袋さんが月に二度ほど通っている整形外科の主治医が絵に描いたようなトラキチで、いつもお袋さんを連れて行っては弱体タイガースの嘆き節ばかりを交わしてくる。

「センセェ、さっぱりじゃあねぇですかい。 野手でそこそこ仕事してんなぁ平野と鳥谷ぐれぇのモンですぜ」
「そーやのぅ、ますます小山・村山の時代に戻ったみたいになって、打てんのぅ」
「残塁の多さと得点圏打率の悪さ、それだけぁ天下一品でしょう」
「点取りゲームなんやからなぁ、点を入れんことには始まらんわな」

とか言いながら、最後は互いに 「はぁ~」 と力なく溜息付く。


 開始の6時からビール飲んでTV観戦してやってるというのに、なんてこった、このザマはなんだ、飲んだビールを返しやがれこのヤロー! と怒鳴ったところで勝ち試合にもっていける筈も無し。 このままあとひと月も過ぎれば、殆ど出番無い抑えの藤川なんぞは青カビだらけになって使いモノにならなくなりそうじゃないか。
 ああ、今宵もなんという無駄なビールを飲んでしまったのか。 ガックリうなだれてニュース番組に変えれば、これまた、はらわたの煮えくり返るような話ばかりで、怒髪天突き、気分は最悪。

 連日負け続けのタイガース戦中継に腹を立て、液晶画面を蹴飛ばしてしまいたい衝動をなんとか抑え込んでいる状況に、腐れ総理大臣や高慢電力屋の悪辣なツラがそこに映し出されたのでは、我が家のテレビもいつぶん殴られて壊されるか分かったものではない。 貧困家庭であるが故にギリギリのところでその命を保っているテレビは、執行日を待つ死刑囚の心境かもしれない。 もしもこの自分が金持ちならば、我が家のテレビは間違いなく毎日ぶち壊される。

 吐き気を催す胸くそ悪い野田だの枝野だののツラなど見たくもない。 ふてくされて寝りゃあいいじゃないかと思うものの、憤懣遣り方無く、寝れもしない。 よっておのずとチャンネルはアニメかドキュメンタリー。

 おかげで最近、TVアニメを見る機会が増えた。 ^^;)

 

馬鹿じゃなかろか

 落語は聴いてもお笑い番組は見ないので 「猫ひろし」 というのがどんなタレントなのかよく知らない。 なんでまたカンボジア国籍まで取得してオリンピックに出たがったのかも、さっぱり理解できない。

 そもそも何の意味があるというのだろうか。 日本にはマラソンという競技がないから外国に帰化して出場を目指したいとでもいうのなら少しは分かる。 オリンピックに出たければ我が国内の陸連に認めさせればいい話だ。 実力的にそのレベルまで届きそうでないからマラソン途上国を利用して晴れ舞台に出る意図であったのなら、それは実にけしからん話ではないか。 クーベルタンの唱えた五輪精神を冒涜するものでしかない。
 
 第一、あちらの人々に失礼だろう。 自分がカンボジア国民なら、そのあつかましい厚顔無恥ぶりに驚き、侮辱とも思えるその非礼さに怒る。

 

センバツが始まった

 春の選抜甲子園大会が始まった。 「泣くな別所、選抜の華」 なんて言われた大投手がいたそうだが、自分が生まれてもいないそんな昔の事は当然知らない。 とんでもない化けモンみたいな投手が現れたと大人達が騒いでいたのが作新の江川卓だったり、今や解説者となって報道STAなんかで喋っている工藤公康が絶妙のカーブコントロールで面白いように三振の山を築き、ノーヒットノーランをやってのけた辺りがせいぜい子供心からの古い記憶だ。

 が、緑の外野芝生に飛んだ白いボールを追って選手達が走り回り、グランドの土に汚れたユニフォームを見ると、観戦の楽しみもあるけれど、今や季節感を与えてもらっているのも事実。 天候不順なこの時季、できれば上々のコンディションでプレーさせてあげたいと思うのは大会関係者だけではないだろう。
 逆転して、勝ち急ぐ心理に突き動かされてしまったか、投手が制球できなくなった石巻工業は初戦突破かなわなかった。 それでも、これは悔し涙ではないとしたマネージャー女子生徒の言葉が印象的だ。 秋の大会で準優勝ならば、この夏こそはと手中に出来そうな目標に向かい励んでくれることだろう。

ファイル 230-1.jpg クロスゲームの月島青葉ちゃんの映像を想い出すのはこの選抜でなく夏の選手権で、それは物語がそうなっていることもあるし、青葉ちゃんと言えば夏の入道雲の下でなければ不似合いだ。
 女子の高野連では目下のところ参加校は10校に満たないそうだ。 それでも春の選抜、夏の選手権それぞれ大会が開かれている。 ただ、戦後の野球文化マスメディアの中で生きてきた両親に育てられた今の女子選手達にとって、我が国で高校野球をやる以上、自分達もあの大甲子園で野球をしてみたいと願ってやまないのではなかろうか。 サッカーの国立、ラグビーの花園と共に、高校球技の頂点を競う聖なる場所はやはり特別だろう。

 勝ち残らねばその場所に行けないという重みを共有するには、女子の連盟参加校が今のところ少なすぎる。 気の毒ながら、それは現実として後輩達のために今ある体制で精一杯プレーするしかない。 裾野である少年野球チームにはそれなりに女子がけっこう含まれているのだろうか。 最近は軟式で女子小中学生を集めたチームもポツポツあるらしい。
 彼女等の聖地たる硬式球場が誕生するのはまだかなり先のことだろうが、少子化の中、それでも高校女子球児は増えていくものと期待する。

ファイル 230-2.jpg 吾郎君の愛弟子であり彼に憧れる清水薫ちゃんは、青葉ちゃんのようなスーパーガールではないものの、幼い頃から吾郎君と共に大人になってゆく様がいい。 この子の魅力は、三船ドルフィンズでイージーフライも捕れない頃から花も恥じらう大学生になっても、その可愛らしい性格は変わらないというところではないか。 彼女が進学した高校にもしも女子硬式野球部があったなら、野球バカに野球で繋がっていたい彼女としては躊躇なく入部していただろうと思える初心な一途さ、そこが良いのである。

 

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