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竹取物語

 春の交通安全運動はまだちょいと先なのだろうけど、今日はやたらと白バイに出くわした。 桜の開花もぼちぼちで陽気が良くなると県警の交機も走り回りたくなるのか。 ^^;)

 日曜ごとにプリキュアのスマイル教に洗脳を重ねられ、この身が 「イェイ!イェイ!イェイ!」 に浮かれまくっていると、その間に与党は重い慢性便秘の腹痛状態になっており、東電は素知らぬ顔で値上げ強要と脅しに入っている。 サミットに首相が出向くも、馬鹿だ阿呆だでどこも信用してくれそうでなく、国政は内も外もまったくもってこれが本当の “糞詰まり”。

 ニュースを聞けば憤慨と溜息ばかりになりそうなので、CSの邦画に市川崑の 「竹取物語 」 があるのを幸いに、安いニセ・ビールを飲みながら世紀の美女伝説を観ていた。 かぐや姫の異星人論はいつ頃からあるのか知らないけれど、豪華キャストで仕立て上げたこれは、伝承の昔話に異星人とUFOを織り交ぜたモダンな作りの娯楽映画に思う。
 役者がみなそれぞれハマりすぎるくらいに配役されていて、目玉となる異色キャスティングはない。 が、それだけに肩も凝らず、この役ならなるほどこの役者、といったすんなり感覚が物足りなさをやや与えはするものの、「お月様のお姫様」 だけに粗筋は解っていてもまた観てしまう。 それはなによりも、この自分は 「かぐや姫の異星人説」 を大好きであるからだろう。

 竹藪か・・・・、タケノコももうすぐだ。 しかしあいつはやたらめったら生えるから若竹になる前に始末せねばならんのが多い。 残念ながらウチの竹林では絶世の美女となりそうな赤子は拾えそうでない。 UFOが赤ん坊を落としていったとしても、イノシシが先に見付けてしまうかもしれん。 現実とはなんとも夢のないものだ。