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なっちゃん

 衆議院も参議院も、国会議員は身を切れ、議員定数削減などは我々が身を切ることにはならない!

 党首討論で公明の山口なっちゃんが正論吐いたので思わず拍手してしまった。^^;)


 しかしそれを言った瞬間、場内の外野議員共から一斉のブーイング。 なんたることであろうか。 公明や共産のようにカネにさほど困らぬ政党もあるだろうが、ワシらは減らされてたまるものか、といったところか。
 それにしても国家を与る中央議会に席を持ちながら、我が身は無傷で公務員だけ少々の期間内減額しましょうとは、なんというあさましさ。 自らの身を正して国家国民を導きましょうという真っ当な理念もなければ、率先して国民の鏡と為す誇りも正義感の欠片もない。 ただの銭の亡者、我欲の塊にすぎぬ実態があのブーイングの嵐である。

 亡国の感を懐く人は多かろう。 今の国会議員は一度掃いて捨てねばならんと言い切る大阪・橋下市長の痛烈批判もこれでは無理のないことだ。 何百人もアホ面並べて日々億単位の国費を使い、国民無視の政局第一にて何ひとつ決められず、霞ヶ関と票田支持母体に揉み手で愛想振りまくのみ。 民主党は若手議員に300万ずつ配るのだという話もある。 それも国費の政党助成金ではないのか。

 勢いある地方の首長がどうして改革を進められているのか、何故支持されているのかと言えば、就任と同時にまず己の人件費を大幅カットする姿勢から政策に着手したからだ。 行財政改革の最初の一手がそれでなくては何も始められはしない。 オレ達はふんぞり返っているからお前達は減給せい、というのは、役員報酬も天下り受け入れもそのままで社員給料を容赦なく切っていく倒産寸前の不良企業そのものだ。

 とにかく、なっちゃんの発言に異様な反応を見せた恥知らずな国会議員達。 橋下の言うように、一度テーブルをひっくり返して全部床に落としてしまわねば駄目だろう。
 神山健治の 「009 RE CYBORG 」 公式サイトに行ってみればよい。 「終わらせなければ、始まらない」 と、そこに謳われている。 銭の亡者のボンクラ議員共の国政はもう終わらせなければ、改革なんぞ始められるわけがない。 やがて本当に国は滅ぶ。