記事一覧

お茶、コーヒー、パン

 コーヒー豆が値上がりだというので、姑息でみみっちい自分は少し買い溜めとばかりに多めに買ってきた。いつも炒った豆をその都度ガリガリ挽くので、炒り豆を切らさぬようにしている。これの値が上がるのはちと困りものだ。

 だいたいロシアなんてのはジャム舐めながらお茶飲んでればいいんじゃないのか、中国だってあの茶壺にどぼどぼ溢れさせてお茶飲むのだろう、インドなんてのはそれこそ紅茶の本場ではないか、何が悲しくてコーヒーなんぞの需要が急増するのか、などと言ってはいけない。我が日本人も昔ほどお茶を飲まなくなったそうだ。

 ペットボトルや缶のお茶は買って飲むというのに、家庭でお茶を入れて飲む機会が確実に減っているらしい。緑茶にせよ焙じ茶にせよ、寿司屋のあがりに至るまであれはいいものだと思うのだが、妙なハンバーガーだとか菓子パン類を食べる頻度に応じて、日本茶の需要も昔ほどでなくなっていくのだろう。
 お茶は飯を食った後に口の中が掃除される気分になる。いきおい、お茶で口の中をぐちゅぐちゅやる人もたまに見掛ける。あれは人前ではよした方がいい。確かに渋いお茶の成分は歯ぐきなども引き締めて綺麗にしてくれるが、やるなら洗面所でやるべきだ。

 菓子パンの部類になるのかどうだか知らないが、ヤ○ザキの 「食べきりサイズのフランスパン」 というやつを気に入っている。近くのパン屋でバゲットをよく買うものの、できればその時に喰ってしまいたいのだ。ヤ○ザキのそれは量が丁度良い。しかも日本人好みに中身がもっちりさせてある。然るに、バリッとした表面感触を求める人には向かない。
 ある日、いつも行くスーパーの陳列棚からこいつが消えた。けしからん、実にけしからん。メーカーが作らなくなったのか、売れ行き芳しからずで置かなくしたのか判らないが、言語道断、横断歩道だと憤慨している。

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://www.yotchn.com/diarypro/diary-tb.cgi/86

トラックバック一覧