記事一覧

DNA

 悪い奴等は世界の未来をバッドエンドにしようと企むのか。 世界の政治屋共や軍産複合体には耳の痛い設定だ。

 夕日に染まる河川敷での猛特訓。 星空さんに日野さんは、おっちょこちょい娘とめげない関西人なのか。 シリーズをろくに見てもいないのでよくは解らないが、かくなる情景というのはS☆S以来な気がする。 やはりこういった生徒達の日常世界にありがちなシーンは好みである。

ファイル 214-1.jpg 何が驚きかといって、この子達は変身に際してお化粧をするのである。^^;)  戦(いくさ)化粧だ。 バンダイさんの玩具には本物の化粧品が使われているのだかどうだか。 もっとも、ままごとでは調理の真似や化粧の真似もするのだろうからして、幼い皮膚に影響ない幼児用パウダー程度であれば大丈夫なのか。

 このスマイル・プリキュア第2話では作画監督にポール・アンニョヌエボ、フランシス・カネダの名がある。 いやいや、久しぶりに見てみたら懐かしい名前だ。 EDの原画担当も外国人名が先に並ぶ。 プリキュアシリーズは主にフィリピンへ下請け発注ではなかったか。 そちらへのウェイトが昔よりかなり大きくなっているという事なのだろう。

ファイル 214-2.jpg どうあれ、アンニョヌエボさん、いい仕事ぶりではなかろうか。 キャラクターデザインはいかにも川村敏江といったところだが、川村敏江自らけっこう手を入れているんじゃないのかと思わせるまでな、作画に見る安心感は実に心地良く、評価に値する。 何年にも亘って川村絵を描き続けてきたのだから、お手の物になっているのかもしれない。 川村絵のDNAは確実に海を渡っている。


 出でよアカンベー! などはプリキュアの原点回帰を思わせる。 希望のスマイルで退治しなければならない。 が、しかしこの星空さん、DNAはこともあろうに遙か昔の月野うさぎのものと見受けられる。 大層なドジっ娘らしい。 気合いだ、気合い! で、カスミンの腕まくりの如くハッピーシャワーをぶつけるものの、当たらないし、二発目はプスン、パスンとエネルギー切れだ。 まるでチャガーマにおちょくられるチビムーンではないか。 しばらくはこの調子に違いない。 今よ、セーラームーン! なんて後押しされねば攻めどころを掴めない主役なのかもしれない。

ファイル 214-3.jpg 関西弁使いの日野さんは、ファイブに於ける夏木りんちゃんのようでもあるが、なになにどうしてどうして、この娘は誰あろう美墨なぎさ殿のDNAを受け継いでいる。 なんやようわからんけど、と言いつつも表情やポーズがまことに宜しい。 5人組戦隊なれば、ガンガン目立ちまくりというわけにもゆかぬが、「謎のプリキュアおじさん」 たる我が胸を大いに擽ってくれる。 川村のデザインとアンニョヌエボの仕事に拍手を送ろう。 めっちゃ恥ずかしのあかねちゃん、ええで、ええでぇ・・・! o(=^v^=)o

ファイル 214-4.jpg

 

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://www.yotchn.com/diarypro/diary-tb.cgi/214

トラックバック一覧