ときめき! ちーちゃん






 きんぎょ注意報について、「少女マンガの原作でありながらラブ・コメではないただの コメディ・アニメであるところが当時珍しい存在であった」、と評する向きもあるようです。確かに ドタバタギャグに満ち溢れこそすれ、これぞラブロマンスというものは表れてきません。葵に対して ふと首を擡げる千歳の淡い感情であるとか、由梨香や浅羽君のような押し付けがましい好意、 そしてウシ夫・ウシ子・ウシ美達の「ウシ恋愛物語」程度でしょう。
 千歳の淡い感情は中学生らしいのでしょうか。ややもすれば情報過多社会に翻弄され がちであり、内申書なんぞというロクでもない足枷を強いられる現役中学生に当てはめると、 千歳のそれはいかにも思春期らしいと云えるのでしょうか。同感を覚える人は多いでしょうか、 それとも、今ではこのような感情は希少なのでしょうか。

 千歳は最初は葵のマスク、つまり「見てくれ」だけで葵を「イイ男の子」と認知しますが、恋に 陥るまでには至りません。憎からず思っている程度に見受けられ、この辺りは繊細です。
 菅平由梨香の存在が大きいのです。千歳にはロマンスの相手役を極力抑え、小憎らしい ライバルを強調してあてがっています。ライバルに闘志を燃やすそのパワーを前面に押し出し、 男の子への興味は二の次です。
 作者は最初に藤ノ宮千歳を生み、全く境遇の異なるわぴこを配置したのではなかろうか と思われます。ライバルに由梨香を設定した時、葵を廻る三角関係は即座に想像出来るところです。 しかし、猫部ねこの心地良さは、完全なる三角関係「葵ちゃん争奪戦」には決して誘導しない ところでしょう。

 原作者・猫部ねこは自分を取り巻く少女マンガの置かれている環境をさほどに好ましく思って いなかったのかもしれません。この作者はきんぎょ注意報以前でもあまり三角関係のどうたら こうたらという展開を用いていません。新人の頃は出版社の意向が強かったのかそれらしき向きも あったように見受けられますが、元より原作者の作風は愛だ恋だ好きだ嫌いだ斬ったの張ったの という様な世界にはないでしょう。核はあくまでもギャグであります。
 絵柄に於いても、後に作品は細かく描き込んだシリアス絵が減少し、強弱を絞ったシンプル ラインによる絵に変化してゆきます。初期の猫部絵ファンとしてはとても残念ですが、この作者の場合、 基盤はギャグマンガであるのだと云われれば、それはマニアックなこの私如きが如何に哀願しようとも 詮無きことなのであります。
 強いて上げれば、第16話「夢見る少女ちーちゃん」「スケバンおわぴ登場」という千歳の夢の 中でのお話でしょうか。ここでは男の子達が千歳を奪い合うように描かれており、きん注で唯一 垣間見られる三角関係・争奪戦らしきものです。

 ただ、日常の現実世界にある千歳にとって、敵対心を抱いている由梨香が自分の傍に居る葵に ちょっかい出すのがかなりの刺激剤にはなっています。誰もが少しは経験した感情でありましょう。 さほど気にも留めていないが至極身近な存在である異性に対し、誰か他の者がアプローチしている ことを知ると落ち着かない。気になる・・・・。別段乗り遅れまいとしている訳でもないのだが、 その身近な異性が誰かとくっついてしまうのが納得出来ない。
 これは恋うる心の前兆かもしれません。(このHPを読んで下さっている人の中には、 気付いた時には遅かったという貴重な経験を持つ人もいらっしゃるのでは・・・・・^^;)
 不良牛の場合はこれにあてはまりません。彼は自分達のアイドル・ウシ美さんが北田君に 恋している現実を許せないのです。彼にとって北田君は害虫的存在にしか映らないのです。 アイドル独占欲以外何ものでもありません。

 お熱を上げているのはあくまでも由梨香だけに留め、主人公千歳には恋をさせず恋への夢だけを 見させるのです。これは藤ノ宮千歳のキャラクターを構成する重要な要素です。我らがちーちゃんは なよなよと恋に溺れたりしていてはいけません。恋を夢見る己に酔い、その妄想たるや常に自分が 王子様に尽くされるという、呆れ返るような典型的夢想癖を持ち合わせていなければならないのです。 その夢も貧乏な恋愛ではいけません、絢爛豪華に装飾された煌びやかな世界であらねばなりません。 それは、己自身が誰もが認める高貴な王女様、つまりお嬢様である必要性を常に生み続ける事 でもあります。

 第11話の「大そうじは楽しいよ」のひとコマでは、葵の眼差しに、自分は今から葵に告白されるの だと思い込みます。葵ちゃんに真顔で見つめられただけで「あおい・・・・」と瞳が潤んでしまう、 佐藤順一・まるおけいこによる笑わせ場面です。これがとても良いです。

 お嬢様である千歳は男の子からの告白を常に待望しています。それは北田君では 役不足で、あくまでも千歳の潜在意識に確固として存在するのは葵ちゃんです。千歳は意識は していなくともその水面下で葵ちゃんを待っています。そして、それはまた藤ノ宮千歳にとって最大の ウィークポイントであり、葵自身や生徒側の作戦参謀・北田君に巧みに利用されてしまう結果と なるのであります。嗚呼・・・・・・・。

 葵ちゃんという男の子は珍しいキャラクターの持ち主でしょう。人気者でモテるのに誰といって 女の子に興味を示しません。異端児、落ち零れ、不良少年、どれも今ひとつ当てはまりません。 では熱血漢なのか、或いはスケベなのかというとそうではない。バーゲンセールに目敏い、 生活を顕わにした少年であるだけです。無論、千歳の潜在意識の中の自分が特別な存在に なろうとしていることなど全く知覚していません。自分だけでなく誰が言い寄ろうが千歳は喜ぶのだ、 そういう高慢ちきな少女なのだと捉えているようです。
 葵ちゃんは己に正直に生きていると感じます。面倒なことは「かったりぃ」と云い、ノリたい時 には悪ノリします。授業をサボタージュしようとした塀の外に千歳が見張っていると退散して教室に 戻るくだりはとても可愛らしいですが。

 第37話の「銭湯ってトレンディ」ではかぐや姫の“神田川”パロディ場面があります。 (ここで云うかぐや姫とは、あのUFO説まで唱えられている竹から産まれた美少女のことでは ありません。南こうせつさんの方です。念のため。^^;)しかし、こうまで単純に引っ掛かってしまう 千歳のキャラクターは素晴らしい。
 このように、葵ちゃんが真顔のふりをして千歳を引っ掛ける際には必ず何らかの必要性を 伴います。葵ちゃん自身がサボりたいのであったり、千歳政策に対抗してイナ中生徒達のために 一肌脱ぐ場合です。彼自身のお遊び欲求に駆られて千歳を騙すべく演じる訳ではありません。 葵ちゃんにとってこのような行為はただの面倒臭いお務めでしかないように見えます。ただ、 きん注も放映後半に向かうと、微妙ながら様相を異にしてゆくのです。それは第44話辺りにして 顕著であります。


 千歳の夢見る心情を極めて明確に表現しているのが第44話の「謎の少年、青バラの君」で あろうと思われます。このお話はまるおけいこの脚本による遠藤勇二の演出です。きんぎょ注意報の 全話を見渡してもこの作品に居並ぶ内容は見当たりません。それ程この作品はきん注内で 極めて異質であり、藤ノ宮千歳という少女を視聴者に突き付けた中でも比類無き作品です。
 キザな騎士(ナイト)青バラの君に魅了された夢の世界と、夢打ち砕かれた無惨な現実の 両極面に挟まれる千歳の狂おしい姿がそこにあります。驚愕と衝撃、現実否定と逃避、断ち切れぬ 夢の世界への未練。一歩間違えばおぞましきストーカーに属しそうな浅羽君の計略であった現実 世界に、素直に身を置けぬ、いや、置きたくない千歳の心情が生々しい程に伝わってきます。 ドタバタワイワイのギャグ満載なきん注にあって、この作品に限っては主人公千歳はどうなって しまうのだろうと案じさせられもします。現実を再認識させようとする葵の言葉を千歳は柏手を 打ってまで遮断するのです。この辺りの表現が大変素晴らしい。さすがはまるおけいこと 遠藤勇二でしょう。















 遠藤勇二といえば、後のセーラームーンでもちびうさをその場その場で巧みに描いたと感じます。 シリーズR第73話、ちびうさがうさぎのブローチを盗み出したために四戦士が敵に捕まり、あの 忘れられないうさぎのセリフ「あんたのせいよ!」を導く場面。同第84話でワイズマンの手に掛かり 幻覚を見せられて洗脳されてゆくちびうさ。セーラームーンS第122話のラストシーン、降りしきる 雪の中でほたるを想い土萠家に佇むちびうさ・・・・など。
 後のセーラームーンをここで持ち出したついでに、もう少し語らせて戴きましょう。 このキザの上にキザな「青バラの君」というスタイルは後のセーラームーンの「タキシード仮面」を 連想させます。全く関連の無い双方でしょうが、佐藤順一はじめ大半のスタッフがそのまま セーラームーンに移行した後では、タキシード仮面という存在は割合すんなりとスタッフ内に 溶け込んだのではないでしょうか。或いは、この「青バラの君」という第44話がきん注後半である 事からして、佐藤一派は既に次期作品セーラームーンのキャラ設定を済ませていたのか、 又は既に一部その次期作品制作に着手していたのかもしれません、であるならば逆に それから発想された青バラの君であった可能性もあります。
 更に突っ込んで、セーラームーンR魔界樹編にタキシード仮面代役として登場する 「月影の騎士」などは去り際の挨拶言葉がまさにこの青バラの君。セーラームーンシリーズの中に あって原作に無いこのR魔界樹編は何故制作されたのか、私には未だによく解りません。 原作を離れてアニメスタッフ側のみで制作されたR魔界樹編ならば、月影の騎士を生む際に 佐藤順一他スタッフの脳裏にかつての青バラの君の「アデュー・・・・!」が過ぎったのでは なかろうかと想像するのであります。

 何はともあれ、第44話「謎の少年、青バラの君」に於いて、まるおけいこという女性脚本家ならでは の感性がそこの千歳に表されています。
 「君達が邪魔しなければ・・・・・!」と敗者の捨てゼリフを吐きつつ逃げ去る浅羽君。 帰ろうとするわぴこ達とは別世界の如くその場に佇み、今居た洋館の二階を見上げて止まぬ 藤ノ宮千歳。青バラの君がまだこの建物の何処かに居るだろうに、このまま帰れる訳がない。 しかし、白馬の王子様・騎士である青バラの君など存在しない事実を眼前に叩き付けられた もう一人の自分が同居しています。自身の葛藤の中で後者が圧倒的優位をもって攻め立てるにも 関わらず、それを否定したく前者に縋りたいやるせなさが「うっさいわねっ!」とわぴこ達に 云い放つのです。名場面ですね。意気高々な高慢で私欲に長けた遺産相続人の姿は そこにはありません。夢破れて泣き崩れそうな自分を必死で支える、小さくか弱い少女が そこにあるのです。

 まるおけいこは、「こんな馬鹿なヤツ放っといて帰ろうぜ!」というセリフを葵ちゃんに一旦は 吐かせはしますが、立ち止まって振り返らせます。さすがに放ってはおけない男の子の “優しさ”をまるおけいこはここで葵ちゃんに与えるのであります。ちーちゃんファンにはたまらない 安堵感。












 やがて夕陽を背景に颯爽と登場する葵バージョンの青バラの君。見事に騎士を演じきった葵ちゃんに 拍手、拍手、また拍手。値千金、まさに千両役者。

 何処からともなく現れて風の如く彼方へと去って行った王子様・青バラの君が、千歳の中に 永遠に生き続けることでしょう。あれは思春期の泡沫の夢であったのだろうかと、後に大人の 千歳が振り返る事の出来る、素晴らしいひとときを千歳は与えて貰ったのです。イナ中探偵団に よるこの上なく粋な計らいと申せましょう。後のセーラームーンS第100話ラストシーンに於きましても、 榎戸洋司がアルテミスに絶妙な心配りをさせましたが、私のような浪花節人間にはこういう エンディングがたまらなく効果的です。

 注目すべきは、北田参謀に無理矢理促されるのではなく葵ちゃん自らが千歳を案じ、 気にした行動でしょう。放映当時、リアルタイムできん注を観ていた全国のファンの中には、 葵様ファンであるお嬢様方が多数いらっしゃったことかと思います。おそらくその夜はなかなか 寝付けなかったでしょう。^^;  ほんの些細な少年の優しさを垣間見せるだけで、葵ちゃんの魅力は 倍増したものと想像に難くありません。そして、この葵ちゃんの“優しさ”は 第46話「ろまんちっくXマス」へと引き継がれるのであります。








 クリスマス・イヴには超高級フランス料理店“ムキシム”で男の子とロマンチックなディナーを、 という千歳の発想はいささか庶民的であり、彼女の目指すべきお嬢様とは趣を異にしています。 そこが庶民派お嬢様・藤ノ宮千歳たる部分でしょう。その夜に千歳は最初から葵ちゃんを勧誘 したのではありません。浅羽君の強引な誘いに講じた対抗策です。

 それまで彼女は浅羽君に対して「あんたなんか大嫌いよ」などという引導は渡さず、徹底的に 「別の彼氏」の存在を訴えていました。。それは千歳のポリシーであるかもしれません。即ち、 「あらゴメンあそばせ、私にはもう付き合っている殿方がおりますの、オッホッホッホ・・・・」の 如きあしらいをしたいのです。常に多くの男の子に傅かれていたい心理がそこにあります。 それが却って浅羽君に執拗・強引さを許す要因にもなっているのですが、本人はそこのところには 気付いてはいません。浅羽君対処策として千歳の持ち得るカードは、彼氏との仲睦まじい 偽装場面を見せつけて退散せしめるという一策のみであります。

 案の定、葵ちゃんに恋人役を頼んでも一蹴されてしまいます。しかし、最初にその役を頼みたい のは葵ちゃんなのです。これには前作「ぎゃぴちゃんのサンタ」に於いて布石とも云える クリスマスプレゼントがあります。千歳は無記名で葵ちゃんにプレゼントしました。 葵ちゃんの欲しがるバーゲンの必需品「何でも入りますバッグ」ではありませんが、シャツとタイです。 千歳が無記名にせよ葵ちゃんにプレゼントするなんぞは実に画期的出来事です。 千歳が彼を意識し始めた証でしょう。これが双方なかなか良い雰囲気。嬉しそうな千歳の表情が 印象的で、戴いた葵ちゃんもまんざらではなさそうでした。

 さて、彼氏役の頼みを蹴られた千歳はやむなく北田君に縋るのですが、北田君は自分では 務まらぬ事をちゃんと自覚しています。仮病をもって葵ちゃんを代行させるのです。

 北田君(秀ちゃん)は、このように千歳に対してあくまでも一定の距離を置きます。それが 千歳のような人間と付き合う上で最良であるという彼の処世術でもあるでしょう。「何故、 私に敬語を使うの?」などと千歳に疑問を抱かせもします。
 イナ中では生徒会の運営イコール学校経営であるため、北田君は道楽女将に頭を 痛める番頭さんという印象を与えます。「唯一まともな生徒」として千歳が認めた彼であるが故に、 この大変な役割を担わされているのでしょう。その御苦労如何ばかりか。
 千歳と生徒達の狭間にあって双方を理解し、互いの尊厳を傷付けぬよう丸く収めるのは 容易なことではありません。彼は千歳に対して無駄遣いを批判し、生徒会の赤字を速やかに 埋めてくれと迫り、逆に猪突的な生徒達をやんわりと諭します。千歳の傍らに居る時間が誰よりも 多いのはこの北田君です。故に、善悪包括した上で彼は藤ノ宮千歳という人間を最もよく 知り得ています。やはり、わがままちーちゃんに対処するには作戦参謀であるこの人は 生徒側の最重要人物なのであります。

 自分は風邪をひいたのでという理由だけでは葵ちゃんは動きません。おそらく北田君は 次のような口説き文句を放ったものと想像出来ます。
 「ただで旨いもの食べられるんだよ。生徒会長が払ってくれるんだろうし、おとなしく 御馳走を食べるだけでも儲けモンじゃないか・・・・」
 実のところはどうでしょうか? 葵ちゃんは、自分が千歳の相手役を務めるはめに なるだろう事を判っていたでしょう。葵ちゃんは千歳に対して少なからず負い目を抱いていた のではなかろうかと思えます。この夜のプロローグに於いて、彼は千歳の恋人役を断るに際し 情け容赦が無さ過ぎました。

 この第46話「ろまんちっくXマス」では、まるおけいこが葵ちゃんに「冷たい仕打ち」と 「フォローの優しさ」を演じさせている点が目を惹きます。冒頭で彼が千歳の頼みを無下に断る 場面もそうですが、殊に、ムキシムに於いて浅羽君の前で容赦無く暴露して立ち去ってしまう 場面はかなりの手厳しさがあります。観ている側も千歳に同情したくなる程の冷淡さです。
 厳しい葵ちゃんの言葉に落胆。その悲しげな千歳の表情は「ろまんちっくXマス」の 見せ所とも云えましょう。自らが描いた恋人同士偽装作戦の崩壊が悲しいのではない、 一歩その奥にある胸の痛みであります。自分は葵ちゃんに見限られたとの思いもあったでしょう。

 この葵ちゃんの突き放しが千歳を開き直らせます。しつこい浅羽君のペースに翻弄され 続けてきた千歳が遂にここで嫌悪感を明らかにし、敢然と意思表示をするのです。葵は確かに 成績も悪くカネも無い、しかしその様なことで人間を判断しないだけあなたよりずっと素敵である・・・!
 「ろまんちっくXマス」で葵ちゃんの最大の功労は、結果として千歳のこの言葉を引き出した ところにあります。それは千歳自らが演じてきた多くの男の子に傅かれるべき女王的振る舞いとの 決別であり、意識下にあった葵ちゃんへの評価と感情の確固たる認識であります。
 なおもしつこい浅羽君の前に葵ちゃんが再び颯爽と登場します。今度は「青バラの君」 ではなく葵ちゃん自身として千歳のために騎士(ナイト)を務めるのです。着せ替え人形の上に 玩具扱いされたとはいえ、葵ちゃんのフォローは絶妙のタイミングでした。わぴこに連れ戻された 訳ではなく北田君に諭されたのでもありません。葵ちゃんはここでも自らの意志で千歳を護りに 戻ったのです。
 帰り道でのツーショットが絵になっています。優しい言葉を千歳に投げかけながらも 葵ちゃんは「歯が浮くぜ・・・」などと思っているようですが、浅羽君よりも素敵だと云われた 彼の心中如何ばかりか。千歳の気持ちは幾分かは通じていることでしょう。












 他愛ない闘争の中で一見からかわれているだけにしか見えない千歳は、実は周囲に暖かく 育まれているのである事が理解出来ます。  






主な登場人物と動物達 遠足に行きた〜い!! これが〇〇だ!
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