親分には逆らえない。 なるほど、そうなのだろう。 「世界の警察」 とは綺麗すぎる表現で、「世界の広域暴力団元締め」 たる星条旗代紋の下、Pax Americana に従順であらねばならぬというわけだ。 いつまでも経済ヤクザの真似事やってンじゃねぇぞ、ぼちぼちその手を汚して貰おうじゃねぇか、などと睨みを利かされ、近いうちに色好い返事を待ってるぜ、と釘でも刺されていることだろう。 しかし、西の暴力団・中共赤旗組のやりたい放題をのさばらしておいたのでは弱小・日の本一家のシマは全て食い潰されてしまう。 出入りの支度は早急にでも整えねばならん。
憲法を見直し、改正しようという議論は大いにやるべきだ。 だが、政府の憲法解釈によって集団的自衛権云々というのは明らかに筋が通らない。 自衛隊が自衛軍となって然るべき戦闘に臨めるという事と、国民を蔑ろにして極少人数の国会議員だけでそれを決定してしまうという事は別の話だ。 相手は何あろう日本国憲法の武力防衛、更に戦闘部隊派遣に関わる事案なのだ。
占領国に押し付けられた憲法ではないかという見解も多い。 いや、最終的には日本人の手によって編纂され決定し我が国のものだという主張もかなりある。 それ故に、国民を外野に放り出しておいて現総理の息の掛かった数名で 「解釈変更」 とはどういう了見か。 おそれ多くも国家憲法、それはボンボン総理のオモチャではない。