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都の対応で気付く

 実際の消費税増税は現衆議院の任期満了の後なのだから、増税前には選挙があるわけで、公約で国民を裏切ったことにはならないとする総理大臣の答弁。 いや、詭弁というのか、言い逃れにしても苦しすぎる。

 「実は財務省様からの勅命で、法案を通してしまえさえすればその後の選挙でどうなろうとも体制に影響なし、そこでひっくり返すことなど出来まいと踏んだ青写真、既成事実は何よりも強いのだ、という財務省作成の工程表を遵守しているのですよ」、なんてことを自ら公言しているようなものだ。

 まったく我々は馬鹿にされたものではないか。 一昔前にオウムの上祐を指して 「ああ言やぁ上祐」 などとマスコミが書き立てたが、この総理などはあのオウムの上祐とどこが違うのか。 さしずめ財務省や労組が麻原に相当か。^^;)  本来ならばメディアがボロカスに叩きまくって然るべきところ、頭撫でられたのか毒饅頭喰わされているのか、各紙の社説も御用達報道機関に成り下がって見る影もない。


 都の副知事が東電値上げに対して異議表明していたのを見て、どこかホッとする。 あれはしかし当たり前な話で、そんなことで肩が和らぐほど世の政治屋共への信用がなくなり、暗澹たる未来しか見えていない己に気付く。

 

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