8月終わってパシフィックは2強4弱、セントラルは5強1弱。 いずれも大きなゲーム差で強弱が分かれてしまった。 殊にソフトバンクは一人舞台にしつつあり、ハムがここで踏みとどまらねば完全に独走ペース。
一方、セはヤクルトがどういう訳か弱体阪神に勝てず、阪神戦の度に調子を落としてジリジリ落ちてきた。 もう2位争いの集団に取り込まれたと言える。
蚊帳の外に置き去りにされ、文字通りメッタ刺しに遭っているのがハマのベイスターズで、他の5球団全てに対し負けが先行している。 あの春の連勝に沸いた強さはどこへ消えてしまったのか。 ヤクルトと広島にとにかく勝てないのだ。
今年から反発係数の小さな統一球になったせいもあって、セは長野の 「0.312」 が目下最高打率だ。 横浜のチーム勝率 「0.344」 はかろうじてセの首位打者よりいい数字だが、パの糸井の 「0.331」 には抜かれてしまいそうだ。 これでは阪神暗黒時代の勝率だろう。 防御率が極端に悪い。 私の好きな三浦が戻ってきたのは嬉しいものの、全体として相手に点を与え過ぎている。 総得点数ではヤクルトに次ぐ2番目で、あの本塁打チームの読売より多いのだから得点力は悪くない。 つまり、それ以上にボカスカ打たれまくっているのだ。
谷繁みたいなのはいきなり現れないから捕手は時間を掛けて育てねばならんが、投手の補強は出来るだろう。 なんとかせねば、横浜ファンでなくとも悔しく、腹立たしいではないか。 他の5チームが上の方で団子になっているというのに、一人蚊帳の外ではあまりにも・・・・だ。