ノッてきた横浜ベイスターズ。 番長の顔が見られないのは寂しいが、キャプテン村田は元気で溌剌とした感じだし、ヤマグチは絶好調。 先発投手陣の薄さが今後の夏場、勝負どころに辛くもなるが、細かな継投が今のところ功を奏している。 なんといってもチームに活気がありそうに思う。 暗く鬱な空気がないのだろう。ここのところの連勝で一層活気付いた。
セントラルは、中日、読売、阪神といった昨年の上位が低迷し、まだ5月とはいえ下馬評を覆してヤクルト、広島の強さがリーグを面白くしている。 この横浜の台頭によって更なる団子状態になりそうだ。
飛ばない統一球であればバッテリー有利。 それだけに僅かなチャンスに得点できるか否かの得点圏打率がモノをいう。 逆に残塁数の多さがそのままチーム勝率に直結しそうだ。 オリックスも楽天も、阪神も読売も、おそらくここでの一打が打てない故の低迷だろう。 擦ってもスタンド入りという昨年までのボールでない以上、野手のいないところに如何に打てるかが鍵となる。
また打球の速さも違うのか、内野手の球際技能にファインプレーが多く見られる。 昨年まで抜かれていたところがギリギリで捕殺できるというのはスタンドの観衆を楽しませる。 東京ドームのように人工芝が深めだと尚更顕著に違いが分かるのではないだろうか。
どこまで続くかベイスターズの5月快進撃。 たとえ負けても1敗挟んで再び連勝街道というノッテケ・ベイスターズを続けて貰いたい。 かつての身売り話騒動なんぞなんのその。 なんたってハマの守り神、ミルキィホ-ムズがついているのだから。